『ダンダダン』のターボババアは、原作第165話で綾瀬家を離れますが、完全退場ではありません。第219話で再登場しています。
「ターボババア、いなくなるの?」「もう出てこない?」と不安になった人へ。あの招き猫がいない食卓を想像すると、しずくも妙に落ち着きません。ここではなぜ去ったのか、何話の出来事なのか、その後どうなったのかまで、原作ネタバレ込みで整理します。
この記事の結論
- ターボババアが綾瀬家を去るのは原作第165話「金玉コンプリート」
- 第165話は2024年9月10日に「少年ジャンプ+」で公開
- オカルンが2つの金玉を取り戻し、約束どおりターボババアへ霊力を返したことが別れのきっかけ
- ターボババアは死亡したわけではない
- 第219話で再登場しており、完全な退場ではない
- 第219話は2025年12月2日に「少年ジャンプ+」で公開
- アニメは第2期・全24話まで放送済みで、この別れの場面にはまだ到達していない
- TVアニメ第3期は2027年放送予定
※ここからは原作漫画第165話、第219話付近までの重要なネタバレを含みます。
- ダンダダンのターボババアはいなくなる?結論は「一度去るが再登場する」
- なぜターボババアはいなくなる?理由はオカルンとの約束
- ターボババアの別れが切ない理由|敵だった怪異が「家族」に近づいていた
- ターボババアと「呪いの家編」の関係は?別れはもっと後の物語
- ターボババアがいなくなるとオカルンの能力はどうなる?
- ターボババアは戻ってくる?第219話で再登場
- アニメではターボババアがいなくなるところまで放送された?
- アニメ3期は2027年放送予定|ターボババアの別れはいつ映像化される?
- 「別れ」がターボババアをもっと好きにさせる理由
- Xやファンの間でターボババアの別れが注目された理由
- ターボババアの別れから見える『ダンダダン』の魅力
- 今後ターボババアは再びオカルンと戦うのか?私の考察
- まとめ|ターボババアはいなくなるが、完全退場ではない
- よくある質問
- 情報ソース
ダンダダンのターボババアはいなくなる?結論は「一度去るが再登場する」
ターボババアは一度、モモたちの前からいなくなります。けれど、それで物語から永久に消えるわけではありません。
別れが描かれるのは、龍幸伸先生による原作漫画『ダンダダン』第165話「金玉コンプリート」です。
「少年ジャンプ+」では2024年9月10日に公開されました。
そして、その後しばらく本編から姿を消しますが、第219話でターボババアは再登場。第219話の公開日は2025年12月2日です。
つまり、「ダンダダン ターボババア いなくなる」と検索して心配している人へ、最初にいちばん大切なことを伝えるならこうなります。
いなくなる時期はある。でも、ターボババアとの別れは永久の別れではありません。
ここ、大事です。
第165話だけ読んでページを閉じると、かなり寂しい。あまりにもターボババアらしい去り方なので、「これで本当に終わりなのでは」と思ってしまうのです。
しかし物語は、その先まで続いています。
ターボババアがいなくなるのは何話?
整理すると次のとおりです。
| 内容 | 原作漫画 |
|---|---|
| ターボババアが綾瀬家を去る | 第165話「金玉コンプリート」 |
| 第165話の公開日 | 2024年9月10日 |
| 収録コミックス | 第19巻 |
| ターボババアが再登場する | 第219話 |
| 第219話の公開日 | 2025年12月2日 |
| 完全退場か | いいえ。再登場済み |
第165話が収録されるコミックス第19巻は、2025年4月4日に集英社から発売されています。
「いなくなる」と「作品から退場する」は、似ているようでまったく違う。
ターボババアの場合は、仲間との関係を断ち切って消滅するのではなく、自分自身の意思でその場を離れるという表現のほうが近いでしょう。
なぜターボババアはいなくなる?理由はオカルンとの約束
ターボババアが去る大きな理由は、オカルンが失っていた2つの金玉を取り戻し、ターボババアの霊力を返すという当初からの約束が果たされたからです。
この別れを理解するには、かなり物語の最初まで戻る必要があります。
ターボババアは初登場時、オカルンに呪いをかけた恐ろしい怪異でした。
モモとオカルンはターボババアに立ち向かい、最初の大きな戦いを経験します。
ところが決着後、問題はそれで全部解決しません。
オカルンの大事な「タマ」がなくなっていたからです。
何を書いているのでしょう私は、と思いますが、『ダンダダン』ではこれが長期ストーリーを動かすかなり重要な目的です。ふざけているようで、作者は本気です。そこがまた強い。
オカルンはターボババアの力を借り続けていた
ターボババアとの戦いを経て、彼女の霊力はオカルン側に残ることになります。
その力によってオカルンは変身し、人間離れしたスピードや身体能力を発揮して、多くの怪異や宇宙人との戦いを乗り越えてきました。
つまりターボババアは、途中から単なる敵ではなくなります。
本人は招き猫の姿となり綾瀬家に居つき、口は悪い。態度もだいたい悪い。協調性については会議を開きたい。
それでも危険な場面では知識を貸し、怪異について助言し、モモやオカルンたちと同じ場所で過ごすようになります。
気づけば彼女は「倒すべき怪異」ではなく、いつものメンバーの一人になっていました。
ここが、第165話の別れが効いてくる理由です。
2つの金玉が戻り、最初の目的が完了する
長い冒険のなかで、オカルンは失われた金玉を一つずつ取り戻していきます。
そして第165話。
ついに2つがそろい、タイトルどおり「金玉コンプリート」となります。
作品の第1話付近からずっと続いてきた目的の一つが、ここでようやく完了するわけです。
そしてオカルンは、ターボババアとの約束を守ります。
借りていた霊力を本人へ返すのです。
ここで重要なのは、ターボババアが「追い出された」わけではないこと。
誰かに嫌われたわけでも、仲間と決裂したわけでもありません。
返すべきものが返され、ひとつの契約が終わった。だから彼女は自分で去ることを選ぶ。
その距離感が、いかにもターボババアらしいのです。
ターボババアの別れが切ない理由|敵だった怪異が「家族」に近づいていた
ターボババアがいなくなる場面が胸に残るのは、大げさな別れの演出だけが理由ではありません。
むしろ、その逆です。
一緒にいることがあまりにも普通になっていたから、いなくなったときに初めて、その存在の大きさへ気づかされます。
怪異なのに「いて当然」の存在へ変わった
初期のターボババアは、明確に恐怖の対象でした。
異常な速度で追いかけてくる老婆の怪異。
オカルンを呪い、モモたちが命がけで戦わなければならない相手です。
ところが物語が進むにつれて、その立場は大きく変わります。
招き猫の姿になったターボババアは綾瀬家で過ごし、モモ、オカルン、星子たちの日常の中へ自然に入り込んでいきました。
食卓の近くにいる。
会話に割り込んでくる。
口が悪い。
必要なときには妙に頼りになる。
この積み重ねが強い。
読者は「このキャラクターは仲間になりました」と宣言されて受け入れたわけではありません。
何十話も一緒に過ごした結果、いつの間にか仲間だと思うようになっていた。
だから別れた瞬間、読者側の感情だけが少し遅れて追いつくのです。
「え、待って。本当に行くの?」
あの感覚です。
ターボババアは「いい妖怪」になったわけではない
個人的に、このキャラクターの面白さはここにあると思っています。
ターボババアは、仲間になったからといって急に礼儀正しくなったり、人間へ無条件の愛情を振りまいたりしません。
口調も性格も基本的にはターボババアのまま。
だからこそ、彼女とモモたちの間に生まれた関係が嘘っぽく見えないのです。
性格を変えて「善人」にするのではなく、そのままの性格で一緒にいられる関係へ変わっていく。
『ダンダダン』がキャラクター同士の距離を描くとき、私はこの部分がとても好きです。
仲間になるとは、人格が均一になることではない。
めちゃくちゃ口の悪い招き猫が食卓の横にいる。
それでも誰も「ここにいる理由」を説明しなくなったとき、その場所はもう居場所になっていたのでしょう。
ターボババアと「呪いの家編」の関係は?別れはもっと後の物語
ここは検索している人が混乱しやすいところなので、時系列をはっきりさせておきます。
ターボババアがいなくなる第165話は、「呪いの家編」の結末ではありません。
呪いの家編は、ジジこと円城寺仁の家を舞台に、邪視や鬼頭家、巨大ミミズなどをめぐる出来事が展開するもっと以前のエピソードです。
ターボババアの離脱は、その後さらに多くの事件を経た先にあります。
呪いの家編で重要なのはジジと邪視
ジジは、モモの幼なじみとして登場します。
一見すると明るく、かなり騒がしく、人懐っこい。
けれど彼の家では、説明できない異常な現象が続いていました。
その背景にある怪異と向き合うことで、ジジは物語の中心へ入っていきます。
そこで大きく関わってくるのが邪視です。
呪いの家編は、単純に「怖い家へ行って妖怪を退治する話」ではありません。
土地に積み重なったもの、人間側の欲、怪異側の苦しみ、そして救いたいというジジの優しさがぶつかり合います。
ジジという人物の明るさの下にある脆さが見えてくる章でもありました。
ターボババアとジジが特別なペアだったわけではない
ターボババアはこの頃にはすでにモモたちの側にいる重要キャラクターですが、ターボババアの別れをジジの成長と直接結びつけるのは正確ではありません。
第165話の別れで中心になるのは、あくまでターボババアとオカルンの間で長く続いていた「力」と「金玉」をめぐる約束です。
呪いの家編は『ダンダダン』の重要章。
ターボババアの離脱も重要な転換点。
ただし、この2つは同じ出来事ではありません。
ここを切り分けて読むと、物語全体の流れがかなり分かりやすくなります。
ターボババアがいなくなるとオカルンの能力はどうなる?
ターボババアが去ることで、オカルンにとって非常に大きな変化が起こります。
ターボババアから借りていた霊力を返したため、それまでと同じ形ではターボババアの能力を使えなくなります。
序盤から長く、『ダンダダン』のバトルにおけるオカルンの象徴はターボババアの力でした。
変身した姿。
凄まじい速度。
強烈な突進力。
どこか気怠そうに変化する雰囲気。
アニメから入った人にとっては、あの姿まで含めて「オカルン」という印象が強いかもしれません。
だから能力の返還は、単なるキャラクター一人の離脱以上に大きな意味を持っています。
オカルンにとって「借り物の強さ」から卒業する節目
ここからは私の考察です。
第165話は、ターボババアとの別れであると同時に、オカルンの成長を測り直すための章にも見えます。
最初のオカルンは、自分に強さがあるとは思っていませんでした。
人付き合いにも自信がない。
自分の価値を高く見積もれる少年でもない。
そこへ突然、ターボババアの圧倒的な力が入ってきます。
その力を使って戦いながら、オカルン自身も鍛えられていきました。
つまり彼は、ただ能力を借りていただけではありません。
戦い、走り、傷つき、誰かを守ろうとする経験を何度も積み重ねています。
だから力を返した瞬間に「第1話の弱いオカルンへ逆戻り」するわけではない。
借り物だった力は消えても、その力を使って歩いた時間まで消えるわけではない。
私はそこが、この別れのもう一つの重要な意味だと感じます。
ターボババアは力を返してもらう。
オカルンは、その力と一緒に過ごした時間から得たものを残す。
きれいに対になっているのです。
ターボババアは戻ってくる?第219話で再登場
「でも結局、ターボババアは戻ってくるの?」
はい。
原作第219話で再登場します。
これは予想ではなく、実際に本編で描かれた展開です。
第165話が2024年9月10日公開、第219話が2025年12月2日公開なので、連載をリアルタイムで追っていた読者はかなり長い時間、ターボババア不在の物語を読むことになりました。
だからこそ、再び姿を見せたときの安心感は大きい。
普段あれだけ口が悪いキャラクターなのに、出てきただけでほっとする。
ターボババア、恐ろしい妖怪だったはずなのですが。こちらの感情を随分好き勝手にしてくれます。
再登場の相手が星子なのがいい
第219話で印象深いのは、ターボババアが再び姿を見せる場面です。
そこで向き合う相手として重要になるのが、モモの祖母・星子。
この二人は以前から、どこか似ています。
強い。
口が悪い。
簡単には弱みを見せない。
そして何より、必要なときには誰かを放っておけません。
ターボババアが去ったあと、再び物語へ姿を見せる場面で星子との関係が描かれることには、かなり意味があるように感じます。
「帰宅しました」と素直に言えるタイプではない。
お互いに。
たぶん一生言わない。
だからこそ、ぶっきらぼうなやり取りの中にある親しさが効いてくるのでしょう。
ただし「完全に元どおり」とは限らない
再登場したからといって、以前とまったく同じ状態へ戻ったと決めつけるのは早いでしょう。
第165話では一度、オカルンとターボババアの「能力を貸す・借りる」という関係に明確な区切りがつきました。
その事実は消えていません。
そのため今後の焦点は、
- ターボババアが再び綾瀬家の日常に加わるのか
- オカルンと再び共闘するのか
- ターボババアの霊力がオカルンへ戻ることはあるのか
- 彼女自身の目的や過去がさらに描かれるのか
といったところでしょう。
ここから先は公式に確定していない部分も含むため、断定はできません。
ただ、一度「去る」という選択を描いたあとで再登場させた以上、単に昔と同じ関係へ戻すだけではなく、新しい距離感を描くための再会になる可能性は高いのではないかと私は考えています。
アニメではターボババアがいなくなるところまで放送された?
いいえ。2026年8月時点のTVアニメでは、第165話の「ターボババアがいなくなる」場面まで進んでいません。
アニメ『ダンダダン』は第1期に続いて、第2期が2025年7月から放送され、全体の第24話まで放送されました。
第24話のタイトルは「激突! 宇宙怪獣対巨大ロボ!」。
モモの家を再建するナノスキンを使った巨大ロボと宇宙怪獣の戦いが描かれており、原作第165話の展開とはかなり距離があります。
したがって、アニメだけを見ている人にとって、ターボババアはまだまだ現役の主要キャラクターです。
「アニメでターボババアが消えた」は誤解しやすい
アニメ第1期序盤では一度、ターボババアとの決着が描かれます。
第4話「ターボババアをぶっ飛ばそう」では、モモとオカルンがターボババアとの鬼ごっこに挑みます。
その後の第5話「タマはどこじゃんよ」では、倒したはずのターボババアに関連して、オカルンの失ったものが戻っていないことが判明。
このあたりだけ見ると、ターボババアが退場したように感じるかもしれません。
しかし実際には、ここから招き猫姿のターボババアが本格的に物語へ定着していきます。
原作第165話の「いなくなる」は、この序盤の決着とは別の出来事です。
アニメ3期は2027年放送予定|ターボババアの別れはいつ映像化される?
TVアニメ『ダンダダン』は、第3期が2027年に放送されることが公式発表されています。
制作は第1期・第2期に続き、サイエンスSARU。
2025年12月21日に公開された第3期ティザービジュアルにも、モモ、オカルンと並んで招き猫姿のターボババアが描かれています。
つまり少なくとも第3期でも、アニメ視聴者はあの顔と再会できます。
少し安心しました。
招き猫一匹にここまで安心させられる生活を、放送前の私は想像していませんでした。
第3期で第165話まで到達する可能性は低いと考える理由
ここからは公式発表ではなく、原作の進行状況から考えた私の見通しです。
アニメ第2期最終話は、原作第165話よりかなり前のエピソードを映像化しています。
そこから第165話までには、まだ複数の大きな事件と大量のエピソードがあります。
そのため、通常の1クール前後の構成を想定するなら、第3期だけでターボババアの離脱まで一気に進む可能性は低いと考えられます。
もちろん話数や構成は公式発表を待つ必要があります。
ただ、原作第165話は物語上かなり先です。
アニメ派の人が「次の3期でターボババアがいなくなるの?」と心配しているなら、現時点ではそこまで身構えなくてもよさそうです。
「別れ」がターボババアをもっと好きにさせる理由
ターボババアがいなくなる第165話を読んで改めて感じるのは、『ダンダダン』が「仲間」を説明しすぎない作品だということです。
いつからターボババアは仲間だったのでしょう。
最初に綾瀬家へ来た日?
招き猫になった日?
一緒に敵と戦った日?
食卓でくだらないやり取りをした日?
たぶん、はっきりした答えはありません。
気づいたらそこにいた。
その「気づいたら」という時間の蓄積こそ、家族や仲間に近いものなのかもしれません。
別れたから初めて見える「居場所」
『ダンダダン』には、怪異や宇宙人といった異質な存在が次々に登場します。
普通なら「人間対怪物」の線を引きたくなる世界です。
ところがこの作品では、敵だった存在が別の顔を見せたり、人間側にも醜さがあったり、怪異に悲しい背景があったりする。
善悪が単純ではありません。
ターボババアもその象徴でしょう。
恐ろしい怪異として登場した彼女が、いつの間にか「帰ってきてほしい」と思われる存在になる。
第165話は、その変化を読者自身に気づかせるための別れだったようにも見えます。
そこにいる間は当たり前だった。
いなくなった途端、空いた場所が見える。
この感覚は、バトル漫画としてかなり静かな攻撃です。
こちらには防御手段がありません。
「力を返す」ことは関係を終わらせることではなかった
そして第219話まで読むと、第165話の意味が少し変わって見えてきます。
オカルンがターボババアへ霊力を返したことで、最初の「取引」は終わりました。
でも、取引が終わっても関係まで消えたわけではない。
これはかなり大切なポイントだと思います。
最初は呪いでつながった。
次に、利害でつながった。
そして長い時間を過ごし、最後には契約がなくても互いの存在が残る関係になった。
ターボババアの再登場まで含めると、彼女の物語は「別れ」というより、関係性が一段変化した物語と読むこともできます。
これは『ダンダダン』らしい。
宇宙人も妖怪も超能力も巨大ロボも出てくるのに、最後にこちらの胸へ残るのは、誰かと一緒に過ごした時間だったりする。
ずるい作品です。
Xやファンの間でターボババアの別れが注目された理由
ターボババアの離脱が読者に大きな衝撃を与えた理由は、人気キャラクターだったことだけではありません。
原作のかなり早い段階から登場し、オカルンの能力そのものにも深く関わり、長期間レギュラーメンバーとして行動していたからです。
そのため第165話公開後には、ネット上でも「本当にいなくなるのか」「戻ってきてほしい」「寂しい」といった趣旨の反応が数多く見られました。
一方で、SNS上の個々の投稿はあくまで読者の感想です。
本記事では「再登場するかどうか」の根拠としてSNSの予想を使うのではなく、実際に公開された第219話までの原作展開を基準にしています。
今なら結論を知ったうえで第165話を読み直せます。
それでも切ない。
未来を知れば別れが平気になるほど、読者の感情は便利にできていないようです。
ターボババアの別れから見える『ダンダダン』の魅力
『ダンダダン』は、外側だけを見ると非常に騒がしい作品です。
幽霊。
宇宙人。
超能力。
妖怪。
巨大ロボ。
そして金玉。
文字だけ並べると編集会議が心配になりますが、この全部が本気で物語になっているのだから恐ろしい。
しかし、その中心にあるのは意外なほど素朴な感情です。
誰かを好きになる。
一緒にいたい。
失いたくない。
助けたい。
自分の弱さを知られたくない。
それでも隣にいたい。
ターボババアの第165話も、派手な設定の向こう側にある「一緒にいた存在が去る」という単純な寂しさで読ませます。
オカルンとモモの物語にもつながっている
オカルンとモモの関係も、「何を言ったか」だけでなく、「一緒に何を経験してきたか」によって変わってきました。
ターボババアとの関係も似ています。
最初から信頼があったわけではない。
むしろ最悪の出会いです。
それでも同じ危機をくぐり抜け、同じ場所で時間を過ごし、関係が少しずつ変化する。
だから『ダンダダン』では、キャラクターの「今の肩書」だけを見ても足りません。
敵。
味方。
妖怪。
人間。
宇宙人。
その分類よりも、これまで誰と何を経験したかのほうが人物関係を決めている。
ターボババアは、その仕組みが最も分かりやすく表れたキャラクターの一人でしょう。
今後ターボババアは再びオカルンと戦うのか?私の考察
ここからは、原作の確定情報ではなく私の考察です。
第219話で再登場した以上、ターボババアが今後さらに物語へ関わる可能性は十分あると考えています。
ただし、私は「再登場=オカルンがまた同じ能力を借りる」と単純には予想していません。
それをすると、第165話で霊力を返した意味が薄くなってしまうからです。
むしろ面白いのは、以前とは違う形でターボババアとオカルンが並ぶことではないでしょうか。
オカルンが自分自身の力を獲得したうえで共闘する。
ターボババアが独立した怪異として戦う。
あるいは、星子との関係やターボババア自身の過去が深掘りされる。
どれも可能性の段階ですが、第165話で関係を一度リセットしたからこそ、新しい形を描ける余地があります。
私はそこに期待しています。
「元に戻る」より「前とは違う関係になる」ほうが、『ダンダダン』には似合う気がするのです。
まとめ|ターボババアはいなくなるが、完全退場ではない
『ダンダダン』のターボババアは、原作第165話で一度綾瀬家を去ります。
理由は、オカルンが失っていた2つの金玉を取り戻し、約束どおりターボババアへ霊力を返したため。
しかし、これは死亡や消滅による永久退場ではありません。
原作第219話でターボババアは再登場しています。
重要なポイントをもう一度整理します。
- ターボババアがいなくなるのは原作第165話
- 第165話のタイトルは「金玉コンプリート」
- 2024年9月10日に少年ジャンプ+で公開
- コミックスでは第19巻に収録
- オカルンが金玉を2つとも取り戻す
- 約束どおりターボババアへ霊力を返す
- ターボババアは死亡・消滅したわけではない
- 第219話で再登場する
- 第219話は2025年12月2日公開
- アニメ第2期・第24話時点では、この別れまで到達していない
- アニメ第3期は2027年放送予定
ターボババアは、最初から優しかったわけではありません。
むしろ初対面は最悪。
それなのに何十話も一緒に過ごすうち、招き猫の姿が画面やコマの端にいるだけで妙な安心感が生まれてしまいました。
だから第165話は寂しい。
そして第219話を知ってから読み返すと、その寂しさの中に少しだけ違う光が見えてきます。
契約が終わっても、関係まで終わるとは限らない。
怪異と人間という境界すら軽々と飛び越える『ダンダダン』だからこそ描ける、なんとも不器用な「また会えた」が、ターボババアにはよく似合います。
よくある質問
ダンダダンのターボババアはいなくなる?
はい。原作第165話で一度、綾瀬家を去ります。
ただし完全退場ではなく、第219話で再登場しています。
ターボババアがいなくなるのは何巻・何話?
原作第165話「金玉コンプリート」で別れが描かれます。
コミックスでは第19巻に収録されています。
ターボババアは死んだの?
いいえ。
第165話の離脱は死亡や消滅ではありません。自分の霊力を取り戻したあと、その場を去る展開です。
その後、第219話で再登場しています。
ターボババアはもう戻ってこない?
戻ってきています。
第219話で本編に再登場するため、「第165話で永久退場した」という理解は現在の原作展開とは異なります。
オカルンはターボババアの力を失う?
第165話でオカルンは、約束どおりターボババアへ霊力を返します。
そのため、それまでと同じ「ターボババアから借りた力」を前提とした状態には一区切りがつきます。
アニメでもターボババアはいなくなる?
2026年8月時点では、アニメはその場面まで到達していません。
第2期は第24話まで放送済みで、TVアニメ第3期は2027年に放送予定です。
情報ソース
本記事の話数・公開日・アニメ情報は、集英社「少年ジャンプ+」の『ダンダダン』各話ページ、集英社コミックス公式書誌情報、TVアニメ『ダンダダン』公式サイトを中心に確認しています。
原作の最新展開は連載の進行によって変化するため、今後ターボババアとオカルンの関係に新しい動きがあった場合は、公式発表・本編の内容を基準に確認するのが確実です。



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