『メリーベリーラブ』の茶呂島は、福岡市の能古島を中心に、福岡・佐賀・韓国の風景を組み合わせて作られた架空の島です。
能古島、のこのしまアイランドパーク、日本経済大学福岡キャンパスは公式発信から確認できます。一方、加部島や呼子、荒尾干潟、ソウル市内の建物などには、放送映像を基に特定された未確認候補も含まれます。
※この記事は2026年10月21日放送の第3話までを対象とし、登場場面に関する軽いネタバレを含みます。
※筆者は現地取材を行っていません。日本テレビ、映像産業振興機構、福岡フィルムコミッション、唐津市、福岡市などの公開情報、各話のエンドクレジット、放送映像、ロケ地情報サイトを照合しました。公式確認できない地点は候補として区別しています。
『メリーベリーラブ』のロケ地はどこ?撮影場所一覧
茶呂島の中心ロケ地は福岡市西区の能古島です。ただし、劇中の島全体が能古島だけで撮られたわけではありません。
映像産業振興機構(VIPO)の事例紹介によると、撮影期間は2025年9月から2026年1月。福岡県の能古島を中心に、JAYURO PICTURES ENTERTAINMENTと松竹撮影所が連携し、全10話の約70%に当たる部分を撮影しました。
日本テレビと韓国のCJ ENMが初めて共同制作する作品で、韓国で成功していた空間プランナーのイ・ユビンをチ・チャンウクさん、祖父の土地を受け継いでイチゴを育てる白浜夏凛を今田美桜さんが演じます。
ロケ地の根拠は、次の4区分で整理しました。
- 公式確認:番組、自治体、撮影支援団体、施設が作品名と撮影地を明示
- 撮影協力:各話のエンドクレジットに自治体や施設名を掲載
- 映像照合候補:道路、建物、看板、海岸線などが放送映像と一致
- 第三者情報:ロケ地サイトなどが特定しているものの、一次資料では個別地点を確認できない
| 登場話 | 劇中の場所・場面 | 撮影場所 | 所在地・アクセスの目安 | 確認状況 |
|---|---|---|---|---|
| 第1~3話 | 茶呂島の港や島内風景 | 能古島 | 福岡市西区。姪浜渡船場から市営渡船で約10分 | 公式確認 |
| 第1話 | ユビンが上陸する港 | 能古港・能古島渡船場周辺 | 福岡市西区能古 | 公式確認・映像照合 |
| 第1・2話 | 夏凛の家 | のこのしまアイランドパーク | 福岡市西区能古島。能古渡船場から島内バスを利用 | 公式確認 |
| 第1・2話 | 麻理の店「Cafe & Bar Serendipity」 | 喫茶夢路とされる店舗 | 能古島内 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第1・2話 | クナムが働く朝日商会 | 思い出やとされる店舗 | 能古島内 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第3話 | 麻理とクナムが運動する砂浜 | 能古島キャンプ村・海水浴場とされる海岸 | 能古島北部 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第1話 | 茶呂島へ向かう船乗り場 | 博多ふ頭周辺 | 福岡市博多区築港本町 | 映像照合候補 |
| 第1話 | 夏凛が作物を運ぶ市場 | 柳橋連合市場とされる場所 | 福岡市中央区春吉 | 映像照合・第三者情報 |
| 第1話 | 赤い軽トラックが走る農道 | 糸島市志摩久家周辺とされる道路 | 福岡県糸島市 | 糸島市は撮影協力、道路は未確認候補 |
| 第1話 | グリーンノヴァコーポレーション | 粕屋町役場とみられる建物 | 福岡県糟屋郡粕屋町 | 映像照合候補 |
| 第3話 | 大学時代の夏凛がいる講義室 | 日本経済大学福岡キャンパス | 太宰府市五条3丁目11-25 | 公式確認 |
| 第1話 | 茶呂島の農地と長い坂道 | 唐津市呼子町加部島周辺とされる場所 | 佐賀県唐津市呼子町加部島 | 唐津市内の撮影は公式確認、地点は未確認候補 |
| 第1・2話 | 茶呂村役場 | 佐賀玄海漁業協同組合呼子町支所とされる建物 | 佐賀県唐津市呼子町呼子 | 映像照合候補 |
| 第2話 | ユビンと夏凛が歩く港 | 呼子漁港とされる場所 | 佐賀県唐津市呼子町 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第3話 | 風車が見える水辺 | 上倉ダム周辺とされる場所 | 佐賀県唐津市肥前町 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第2話 | ユビンが貝を探す干潟 | 荒尾干潟とされる海岸 | 熊本県荒尾市 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第1話 | ユビンが車で渡る橋 | 元暁大橋とされる橋 | 韓国・ソウル特別市 | 映像照合候補 |
| 第1話 | 女性たちを撮影する場所 | 平倉洞とされる一帯 | 韓国・ソウル特別市鍾路区 | 第三者情報・未確認候補 |
| 第1話 | 「y:space」の外観 | 清潭洞の建築物とされる場所 | 韓国・ソウル特別市江南区 | 第三者情報・未確認候補 |
この一覧で特に注意したいのは、撮影協力の記載が、その地域にある特定の道路や店舗まで証明するわけではないことです。
たとえば糸島市や唐津市で撮影された事実を確認できても、どの農道を使ったのかは別の検証が必要です。検索結果に具体的な施設名が並んでいても、すべてを同じ確度で受け取らないほうが安心でしょう。

能古島のロケ地はどこ?港・夏凛の家・店舗候補
能古島では、ユビンが上陸する港と夏凛の家をはじめ、茶呂島での生活を形作る重要な場面が撮影されました。
福岡フィルムコミッションは、第1話の支援ロケ地として能古島を紹介しています。映像産業振興機構も、能古島を制作の中心地として明記しており、茶呂島の核が能古島であることは公式情報から確認可能です。
ユビンが到着した港は能古港周辺
第1話でイ・ユビンが船を降りる場所は、能古港と能古島渡船場周辺です。
渡船場の建物、船が着く岸壁、背後の斜面に広がる集落などが放送映像と重なります。能古島への玄関口であるため、現地で同じ方向の景色を探しやすい場所です。
ユビンは島へ到着しても、すぐに携帯電話の電波を探します。その姿から伝わるのは、新しい場所への期待より、失った仕事や人間関係へ戻ろうとする焦りでした。
海を渡っただけでは、過去への執着まで置いてこられない。港はユビンにとって、韓国で築いた肩書と、茶呂島で始まる名前のない生活との境界になっています。
夏凛の家はのこのしまアイランドパーク
白浜夏凛の家は、能古島北部の「のこのしまアイランドパーク」に設けられた撮影セットです。
福岡フィルムコミッションが第2話の支援ロケ地として施設を紹介し、施設側も花畑の中に建つ建物が夏凛の家のセットであると発信しています。そのため、ここは外観が似ているだけの候補ではなく、公式確認できるロケ地です。

夏凛の家が海と花に囲まれた場所にあることで、彼女の暮らしは一見すると、とても自由に見えます。
けれども夏凛は、亡き祖父の土地、イチゴ栽培、出荷先、地域との関係を背負っています。景色は開けているのに、生き方の選択肢は決して広くない。この対照が、彼女の強さの奥にある息苦しさを静かに伝えています。
施設の営業時間、入園料、セットの保存・公開状況は変更される可能性があります。訪問前に、のこのしまアイランドパークの公式サイトで最新情報を確認してください。
喫茶夢路・思い出や・能古島キャンプ村は候補地
麻理の店「Cafe & Bar Serendipity」を喫茶夢路、クナムが働く朝日商会を思い出やとするロケ地情報があります。
第3話で麻理とクナムが体力トレーニングをする砂浜は、能古島キャンプ村・海水浴場と特定されています。
いずれも建物の外観、店内、海岸線に放送映像との共通点がありますが、今回参照できた一次資料では、施設名を場面単位で明記した発表を確認できませんでした。そのため、現段階では未確認候補として扱います。
小さな島では、会いたくない相手とも次の日にまた顔を合わせます。恋愛ドラマの舞台としては少々逃げ場がありませんが、その近さがユビンと夏凛、麻理とクナムの関係を否応なく動かしているのでしょう。
福岡市内・糸島・太宰府では何を撮影した?
福岡県内では能古島のほか、博多ふ頭、柳橋連合市場とみられる市場、糸島の農道、日本経済大学福岡キャンパスなどが使われています。
場所ごとの役割を見ると、島の美しい景色だけでなく、夏凛が農作物を育て、運び、売るまでの生活圏を福岡各地で組み立てていることが分かります。
船乗り場は博多ふ頭、能古島便は姪浜から
第1話で夏凛とユビンが乗船券をめぐってジャンケンをする船乗り場は、博多ふ頭周辺と映像が一致します。
ターミナル前の広場、建物の形、港の設備が共通しており、ロケ地情報サイトでも福岡埠頭第1フェリーターミナル付近と特定されています。ただし、制作側による場面単位の公式発表は今回確認できていません。
ここには、ロケ地巡りで間違えやすい点があります。
博多ふ頭から能古島行きの定期船は出ていません。実際に能古島へ渡る場合は、福岡市西区の姪浜渡船場を利用します。
博多ふ頭を発着する福岡市営渡船は、志賀島航路や玄界島航路です。劇中では博多ふ頭から茶呂島へ直行したように見えますが、現実の航路まで同じではありません。編集は人の心だけでなく、港同士も軽やかにつないでしまいます。

柳橋連合市場は夏凛の仕事を見せる場所
夏凛が収穫物を運び込む場面は、福岡市中央区春吉の柳橋連合市場とされています。
アーケードの幅、頭上の表示、通路に並ぶ店舗の配置が放送映像と似ています。市場内の幸村英商店、阪神ミート、八百谷などを具体的な撮影地点とする情報もありますが、店舗単位の公式確認はできていません。

この市場場面によって、夏凛が畑でイチゴを育てるだけの人物ではないと分かります。
農業には収穫後の運搬、取引、販売も含まれます。花畑の美しさから市場の慌ただしさへ場面が移ることで、夏凛の仕事が観光ポスターの中だけでは終わらない生活として立ち上がりました。
糸島の農道と粕屋町役場は未確認候補
夏凛の赤い軽トラックが海や畑の近くを走る場面の一部は、糸島市志摩久家周辺で撮影されたとする情報があります。
各話の撮影協力には糸島市ブランド政策課が記載されています。ただし、具体的な農道の住所や、映像が左右反転されているという説については、制作側の説明を確認できませんでした。
また、夏凛が訪れる「あかつき市内のグリーンノヴァコーポレーション」は、福岡県糟屋郡の粕屋町役場と建物の外観が似ています。
横に広い庁舎、正面入口の形、ガラス面の配置などが共通しますが、こちらも一次資料で施設名を確認できていないため、映像照合上の候補です。
夏凛の大学は日本経済大学福岡キャンパス
第3話で描かれた夏凛の大学時代の回想は、太宰府市五条3丁目11-25にある日本経済大学福岡キャンパスで撮影されました。
福岡フィルムコミッションは、大学の講義室が使われ、在学生がエキストラとして参加したことも紹介しています。

現在の夏凛だけを見ると、祖父の畑を継ぐことに迷いのない女性にも見えます。しかし大学時代の場所が挟まれると、彼女にも畑とは異なる時間と選択肢があったことが浮かびます。
大学と畑は、単純な過去と現在ではありません。自分で選びたかった人生と、家族から受け取ったものをどう両立するのか。離れた二つのロケーションが、夏凛の迷いを目に見える形へ変えています。
日本経済大学は教育施設です。一般の観光施設ではないため、撮影場所を見たい場合でも無断で校舎へ入らず、見学の可否を大学へ確認してください。
唐津・呼子のロケ地は茶呂島の何を作った?
唐津市内で『メリーベリーラブ』が撮影されたことは、2026年10月6日更新の唐津市公式ページで確認できます。ただし、加部島や呼子町の個別地点は未確認候補です。
第1話の茶呂島には、農地の間を海へ向かって下る長い坂道が登場します。この地形は、唐津市呼子町の加部島周辺とよく似ています。
ロケ地情報では、夏凛の畑も加部島にあると特定されています。映像では、畑を区切る形、道路の勾配、その先に海が開ける位置関係が共通します。

この道は景観から「ジェットコースターの道」と紹介されることがありますが、正式な観光施設名ではありません。農地には私有地が含まれるため、道路から畑へ入ったり、農作業中の車両を止めたりしないでください。
茶呂村役場は佐賀玄海漁業協同組合呼子町支所、第2話でユビンと夏凛が歩く港は呼子漁港、第3話の風車が見える水辺は唐津市肥前町の上倉ダム周辺とする情報もあります。
茶呂村役場候補の建物は、正面の形や港との位置関係に共通点があります。上倉ダム周辺は、水面越しに風力発電設備が見える景観が劇中映像と似ています。
ただし唐津市公式ページが確認しているのは、あくまで「唐津市内でも撮影が行われた」という事実です。加部島の農道、漁協支所、呼子漁港、上倉ダムを個別ロケ地として明示してはいません。
場所を訪れる際は、漁協や港が実際の仕事場であることも忘れたくありません。建物内部への立ち入りや、作業車両を妨げる位置での撮影は避けましょう。
荒尾干潟と韓国・ソウルの撮影場所は確定している?
荒尾干潟、元暁大橋、平倉洞、清潭洞は、放送映像との共通点が指摘される候補地です。今回確認した公式資料では、個別の撮影場所として確定できませんでした。
第2話でユビンが貝を探す広い干潟は、熊本県荒尾市の荒尾干潟とする情報があります。
水平線まで続く干潟や、潮が引いた地面の広がりは共通します。ただし、海岸線の似た場所はほかにもあるため、景観だけで撮影地点を断定することはできません。

韓国で大きな事業を動かしていたユビンが、干潟では目の前の食べ物を探して歩きます。少しおかしな光景でありながら、肩書も財産も役に立たない場所へ置かれた切実さがにじみます。
荒尾干潟を訪ねる場合は、潮位、安全情報、立ち入り可能な区域、野鳥や干潟環境を守るための観察ルールを事前に確認してください。
第1話前半に登場する韓国での生活は、ソウル市内で撮影されたとみられます。
ユビンが車で渡る橋は漢江に架かる元暁大橋、女性たちの写真を撮る場所は鍾路区平倉洞、「y:space」の外観は江南区清潭洞の建築物とする特定情報があります。
橋の構造、周囲の高層建築、坂のある住宅地、建物の外壁などに映像との共通点はあります。しかし、制作側による施設名や住所の発表を確認できないため、いずれも未確認候補です。

ソウルの場面では、車、橋、直線的な建築によって、ユビンの成功と速度が示されます。その後に船、港、農道、畑が続くことで、彼を取り巻く時間の流れは大きく変わりました。
ただし、本作を都会対田舎という単純な対立で見ると、二人の輪郭を取りこぼします。
ユビンは都会で自由だったわけではなく、評価や仕事に縛られていました。夏凛も島で気ままに暮らしているのではなく、天候、作物、販路、祖父から受け継いだ責任に左右されています。
二人とも場所に制約され、同時にその場所によって生かされている。この共通点に気づくと、ソウルと茶呂島は正反対の世界ではなく、それぞれの不自由さを映す鏡に見えてきます。
能古島への行き方は?ロケ地巡りで注意したいこと
能古島へは、福岡市西区の姪浜渡船場から市営渡船の能古航路を利用します。所要時間は約10分です。
地下鉄空港線の姪浜駅から西鉄バスで「能古渡船場」へ向かい、姪浜旅客待合所から乗船するのが公共交通での基本ルートです。
2026年10月27日に福岡市の運賃表を確認したところ、能古―姪浜航路の片道運賃は大人230円、小児120円でした。大人は中学生以上、小児は1歳以上小学生以下という区分です。
能古航路の時刻表には所要時間10分と記載されています。ただし、天候や海の状態によって船や便が変更・欠航になる場合があるため、当日に福岡市営渡船の案内を確認してください。
能古港からのこのしまアイランドパークへは、渡船場前から島内バスを利用できます。運行状況や施設の営業時間、入園料、セットの公開状況も訪問前に確認しておくと安心です。

ロケ地巡りでは、次の点に注意してください。
- 劇中の船乗り場に見える博多ふ頭から、能古島行きの定期船は出ていない
- 公式発表のない候補地を、確定ロケ地として施設へ問い合わせない
- 畑、民家、店舗、漁協、大学などへ無断で入らない
- 営業中の店舗や業務施設では、利用者と地域の仕事を優先する
- 農道や車道の中央に立って写真を撮らない
- 同じ構図を求めて農作業や地域交通を妨げない
- 干潟では潮位、安全情報、立ち入り可能な範囲を確認する
- 撮影セットや装飾が現在も保存されているとは限らない
能古島、呼子、加部島は、ドラマが始まる前から人が暮らし、働いてきた場所です。同じ景色を見つけた喜びを静かに持ち帰ることが、作品と地域の両方を大切にする巡り方ではないでしょうか。
茶呂島を複数地域で作った意味を考察
私見では、複数の地域を茶呂島という一つの場所へ組み直したことは、単なる撮影上の都合にとどまりません。
能古島の港と花畑、福岡市内の市場、糸島や加部島の農道、呼子の港町が、編集によって一つの生活圏として結ばれています。その構造は、異なる国や価値観を持つユビンと夏凛が、共通の居場所を作ろうとする物語と重なります。
空間プランナーのユビンは、目的に合わせて場所を設計してきた人物です。そして彼が流れ着く茶呂島自体も、複数の実在空間を選び、配置し直して設計されています。
これは偶然以上の面白さがあります。茶呂島は、ユビンがこれから学ぶ「誰かの暮らしを含んだ空間づくり」を、舞台そのもので先に見せているように思えるのです。
夏凛の家がある能古島から、畑とされる加部島までは、現実には県境を越えます。それでも映像の中では、彼女が軽トラックで日常的に行き来できる距離としてつながります。
この編集によって作られるのは、観光名所を寄せ集めた理想郷ではありません。家、畑、市場、港、役場という、生活に必要な場所がそろった島です。
夏凛が守ろうとしているのも、きれいな風景だけではありません。土地で作物を育て、運び、売り、地域の人と関係を続ける仕組みそのものなのでしょう。
能古島が福岡市中心部から遠く離れた秘境ではなく、姪浜から船で約10分という近さにある点も重要です。
ユビンは世界の果てへ追放されたのではありません。元の生活へ戻ろうと思えば戻れそうな距離で、別の生き方と向き合います。戻れる距離だからこそ、島に残るか、過去へ引き返すかという選択が現実味を帯びるのです。
夏凛にとっても茶呂島は、ただ美しい故郷ではありません。祖父から託された土地であり、収入を得る仕事場であり、逃げたくても簡単には離れられない場所です。
ユビンが夏凛を理解するには、彼女の言葉だけでなく、その言葉を生んだ土地と生活の仕組みまで理解する必要があります。
茶呂島は実在しません。しかし、その風景を作る土地と、そこで続いている暮らしは実在します。
ロケ地を知って見返すと、恋の行方だけでなく、別々の土地が一つの島へ縫い合わされていく過程にも目が向きます。場所を作り替えてきたユビンと、場所を受け継いだ夏凛。その間をつなぐ第三の登場人物が、茶呂島なのかもしれません。
まとめ|茶呂島は能古島を中心に設計された架空の島
『メリーベリーラブ』の茶呂島は架空の島で、中心ロケ地は福岡市西区の能古島です。
能古島、のこのしまアイランドパーク、日本経済大学福岡キャンパスは、映像産業振興機構や福岡フィルムコミッションなどの発信から確認できます。唐津市内でも撮影されたことが公式に案内されています。
一方、喫茶夢路、思い出や、能古島キャンプ村、糸島の農道、加部島、呼子漁港、上倉ダム、荒尾干潟、ソウル市内の各地点は、映像照合や第三者情報を基にした候補です。具体的な地名が広まっていても、公式確認済みの場所とは区別する必要があります。
実際に能古島へ行く場合は、劇中の博多ふ頭ではなく姪浜渡船場を利用します。ロケ地を訪ねるときは、私有地や地域の仕事へ踏み込まず、その土地の日常を尊重してください。
よくある質問
『メリーベリーラブ』の茶呂島は実在しますか?
茶呂島は作品上の架空の島です。福岡市の能古島を中心に、福岡県内、佐賀県唐津市、熊本県や韓国・ソウルとされる風景を組み合わせて作られています。
公式に確認できる主要ロケ地はどこですか?
能古島、のこのしまアイランドパーク、日本経済大学福岡キャンパスを確認できます。唐津市も市内で撮影されたことを公式に発表していますが、市内の個別地点までは明示していません。
確定ロケ地と候補地は何が違いますか?
番組、自治体、撮影支援団体、施設が作品名と場所を明示した地点を公式確認済みとしました。映像の外観や第三者サイトのみを根拠とする地点は、よく似ていても候補として区別しています。
能古島へは博多ふ頭から行けますか?
博多ふ頭は劇中の船乗り場に使われたとみられますが、能古島行きの定期船は出ていません。福岡市西区の姪浜渡船場から、市営渡船の能古航路を利用します。
夏凛の家は見学できますか?
夏凛の家は、のこのしまアイランドパークに設けられた撮影セットです。保存・公開状況や見学条件が変わる可能性があるため、訪問前に施設公式サイトで確認してください。
情報ソース
- 日本テレビ「メリーベリーラブ」公式サイト

確認日:2026年10月27日
- 日本テレビ「Nippon TV Announces First-Ever Partnership with CJ ENM for Cross-Cultural Romantic Comedy Series “Merry Berry Love”」

確認日:2026年10月27日
- 映像産業振興機構(VIPO)「JLOX+R6活用事例・日韓共同制作ドラマ『メリベリラブ』の日本における撮影事業」
確認日:2026年10月27日
- 福岡フィルムコミッション公式サイト

確認日:2026年10月27日
- 福岡フィルムコミッション公式X「『メリーベリーラブ』支援ロケ地紹介」

確認範囲:能古島、のこのしまアイランドパーク、日本経済大学福岡キャンパスの紹介投稿
確認日:2026年10月27日
- のこのしまアイランドパーク公式サイト
確認範囲:施設情報、交通案内
確認日:2026年10月27日
- 唐津市「日韓共同制作ドラマ『メリーベリーラブ』が放送されます」

確認日:2026年10月27日
- 福岡市「福岡市営渡船 時刻表・運賃表」
確認日:2026年10月27日
- 福岡市「国内旅客のご案内」
確認日:2026年10月27日
- 福岡市「福岡市営渡船からのお知らせ」
確認日:2026年10月27日
- 福岡市「乗船について|よくある質問」
確認日:2026年10月27日
- 日本経済大学「福岡キャンパス」
確認範囲:所在地、交通案内
確認日:2026年10月27日
- 全国ロケ地ガイド「メリーベリーラブ ロケ地情報」
確認範囲:放送映像を基に特定された施設・場面情報
確認日:2026年10月27日
- ロケ地情報・マップ「メリーベリーラブ」
確認範囲:撮影協力表記、候補地、場面情報
確認日:2026年10月27日



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