京まふ「薬屋のひとりごと」ラッピングは、京都市営地下鉄・烏丸線を走るアニメ列車「京まふ号」で見られます。運行期間は2026年8月10日から10月9日までの予定です。京都市+1
しかも今回はTVアニメ版だけではありません。『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』も同じ「京まふ号」の掲出作品に含まれており、猫猫たちを追いかけているファンにはちょっと嬉しい京都の寄り道になっています。京都市
京まふ「薬屋のひとりごと」ラッピングはどこで見られる?
結論からいうと、「薬屋のひとりごと」の京まふラッピングを見られるのは京都市営地下鉄・烏丸線の「京まふ号」です。
京都市、京都市交通局、京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会が「京まふ2026」のPRと地下鉄利用促進を目的に運行しているアニメ列車で、2026年8月10日に運行を開始しました。京都市
「京まふの会場へ行けば、ラッピング車両が展示されているのかな?」と思った方は、ここを少し注意してください。
固定された展示車両ではなく、実際に烏丸線を走っている列車です。
つまり、みやこめっせの中に停まっているわけでも、京都駅にずっと待機しているわけでもありません。普通の地下鉄として運行しながら、車両の内外がアニメ作品で装飾されています。京都市
見に行く前に押さえておきたい情報を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 列車名 | アニメ列車「京まふ号」 |
| 路線 | 京都市営地下鉄 烏丸線 |
| 運行開始 | 2026年8月10日(月) |
| 運行終了予定 | 2026年10月9日(金) |
| 編成 | 1編成6車両のうち竹田方面側の5車両を装飾 |
| 薬屋関連 | TVアニメ『薬屋のひとりごと』/『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』 |
| 運行時刻 | 日によって異なるため京都市交通局の最新時刻表を確認 |
京都市の発表では、烏丸線の1編成6車両のうち、竹田方面側の5車両が装飾対象になっています。車窓だけではなく、車両の内外にキャラクターなどを印刷したシートを貼り、各作品の世界を楽しめる仕様です。京都市+1
「薬屋だけで6両全部なの?」というと、そこは違います。
2026年の京まふ号には複数作品が参加していて、その中に『薬屋のひとりごと』が含まれている形です。だからこそ、列車そのものが小さなアニメイベントのようになっています。
地下鉄のドアが開いたら猫猫がいる。
日常の移動として考えればかなり不思議ですが、オタクの京都観光として考えると、こういう偶然はむしろ歓迎しかありません。
運行時刻は毎日同じではない
ここは、実際に見に行く人にとってかなり大事です。
京まふ号の運行時刻は日によって変わります。
京都市交通局は8月分の運行時刻表を公開しており、9月・10月分については順次案内するとしています。車両の都合により運行期間そのものが変更される可能性もあるため、訪問当日に最新情報を確認するのが安全です。京都市
せっかく京都まで来て、ホームでひたすら待ち続けることになったら少し切ない。
猫猫なら時刻表を観察して合理的に動きそうなので、私たちもそこは見習いたいところです。
「薬屋のひとりごと」京まふ号はどんなラッピング?
京まふ号は、一般的な車体広告だけのラッピング列車とは少し違います。
京都市交通局によると、車窓や車両の内外にキャラクターなどを印刷したシートを貼り付ける装飾が施され、作品世界を演出しています。京都市
掲出作品は次の6タイトルです。
- オリジナルTVアニメーション『風を継ぐもの』
- TVアニメ『薬屋のひとりごと』
- 『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』
- TVアニメ『朱色の仮面』
- TVアニメ『正反対な君と僕』
- 劇場シリーズ【第1部】『メイドインアビス 目覚める神秘』
京都市の公式発表でも、TVアニメ『薬屋のひとりごと』と劇場版『亡妃の秘宝』は別々に掲出作品として明記されています。京都市
さらに京まふ公式は、8月12日に運行中の「京まふ号」について、TVアニメ『薬屋のひとりごと』と『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の車両の様子を紹介しています。『薬屋のひとりごと』アニメ公式からも、烏丸線でコラボ車両が運行していることが案内されました。X (formerly Twitter)+1
ここが2026年版の面白いところ。
単純に現在放送されているTVシリーズを宣伝するだけではなく、2026年12月11日公開予定の劇場版まで同じ列車の企画に組み込まれているのです。劇場版の公開を前に、京都の地下鉄で作品世界との接点を作る形になっています。劇場版公式サイトでも『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の公開日は2026年12月11日と案内されています。アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト
私はここがかなり好きです。
イベント開催日の2日間だけ作品を見るのではなく、8月から10月まで京都の日常交通の中にアニメが入り込む。地下鉄に乗るという何でもない時間が、作品との偶然の出会いに変わります。
こういう「街の中に物語が混ざる感じ」は、京まふというイベントの性格によく合っています。

上賀茂神社の猫猫と壬氏も注目!ラッピングとは別の京まふコラボ
京まふ2026の『薬屋のひとりごと』を調べていると、もう一つよく目にするのが上賀茂神社(ならの小川)を背景にした猫猫と壬氏の描き下ろしビジュアルです。
ここは情報が混ざりやすいので整理しておきます。
地下鉄の「京まふ号」と、上賀茂神社を背景にした「京まふコラボビジュアル」は関連企画ではあるものの、同じものとして発表されたわけではありません。
京都市と京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会は2026年8月6日、京まふ2026と人気アニメ6作品による描き下ろし「京まふコラボビジュアル」を発表しました。
その中でアニメ『薬屋のひとりごと』に組み合わされた京都の名所が、上賀茂神社の「ならの小川」です。京都市
描き下ろしには、ならの小川を背景にした猫猫と壬氏が登場。
報道では、猫猫は紅葉柄のうちわを手にし、壬氏は赤い和傘を持った姿として紹介されています。MANTANWEB+1
これは……似合います。
『薬屋のひとりごと』は架空の中華風帝国を舞台にした作品なので、京都がそのまま作中の後宮になるわけではありません。それでも、緑、水辺、格式ある建築、伝統的な小物という要素を重ねることで、作品が持つ雅やかな空気を壊さず京都側へ引き寄せている。
単にキャラクターを京都の観光地へ置いたのではなく、「この作品なら、京都のどの風景と響き合うか」を考えた組み合わせに見えるのです。
なぜ上賀茂神社の「ならの小川」なのか
ここからは公式説明そのものではなく、ビジュアルを踏まえた私の見方です。
『薬屋のひとりごと』の魅力には、事件や毒、薬学ミステリーだけではなく、後宮の庭、季節、衣装、植物などを通して描かれる「静かな美しさ」があります。
猫猫本人は美しい景色を前にして延々と感傷に浸るような人物ではありません。むしろ珍しい薬草でも見つけたら、景色よりそちらへ一直線に行きそうです。
そこが猫猫です。こちらが情緒を感じている間に、本人だけ別のものを観察していそう。
一方で壬氏は、その猫猫の隣に立つことで絵として独特の緊張感を作る人物です。
緑に囲まれた水辺、うちわを持つ猫猫、和傘を手にする壬氏。
派手に何かが起こっているわけではないのに、二人が並ぶだけで「何を話しているのだろう」と考えたくなる。その距離感まで含めて、『薬屋のひとりごと』らしいコラボだと私は感じました。
京まふ2026の開催日は?ラッピングと一緒に楽しめる?
京まふ2026こと「京都国際マンガ・アニメフェア2026」は、2026年9月19日(土)・20日(日)に開催されます。京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026+1
メイン会場は、みやこめっせとロームシアター京都。
第2会場として京都国際マンガミュージアムが設定されています。メイン会場は19日が9時から17時、20日が9時から16時まで。京都国際マンガミュージアムは両日10時から19時までで、いずれも最終入場は終了30分前です。京都市
一方、地下鉄の京まふ号は8月10日から10月9日まで運行予定なので、京まふ本番の9月19日・20日も運行期間に含まれています。京都市
ただし、運行時刻は日によって異なるため、「京まふへ行く日=必ずすぐ乗れる」とは限りません。
イベント当日にラッピング列車まで楽しみたい場合は、あらかじめ交通局の運行情報を確認し、会場到着時刻から逆算して予定を組むのがおすすめです。
「薬屋」のコラボビジュアル展示も予定
京都市の発表では、全6作品の京まふコラボビジュアルについて、会場で展示を行い、そのビジュアルを使用したオリジナルグッズも販売するとされています。京都市
その6作品はこちらです。
- 『風を継ぐもの』×くろ谷 金戒光明寺
- 『薬屋のひとりごと』×上賀茂神社(ならの小川)
- 『朱色の仮面』×下鴨神社
- 『東京リベンジャーズ』×仁和寺
- 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』×元離宮二条城
- 『業物語 かれんオウガ』×実相院門跡
つまり『薬屋のひとりごと』ファンの目線では、2026年の京まふを「地下鉄ラッピングを見る」「会場で描き下ろしを見る」「ビジュアルの舞台になった京都の風景を知る」という三つの角度から楽しめます。京都市
ここが普通の展示イベントとは少し違うところでしょう。
展示を見るためだけに一つの建物へ向かうのではなく、地下鉄に乗り、京都の街を歩き、そこに作品との接点が点在している。
イベントそのものが街へにじみ出しているのです。
京まふ「薬屋のひとりごと」ラッピングを見るときの注意点
「せっかくなら写真を撮りたい」という人も多いはず。
私も目の前に猫猫のラッピングが来たら、スマホを出す速度だけは妙に速くなる自信があります。
ただし、京まふ号は撮影専用車両ではありません。
普段の京都市営地下鉄として、多くの乗客が利用する列車です。
京都市交通局も、京まふ号の撮影に関する注意事項をかなり具体的に案内しています。京都市
特に気をつけたいのは次の点です。
- 黄色い点字ブロックを越えて撮影しない
- ホームから身を乗り出さない
- ホームで脚立・三脚を使用しない
- 列車に向けてフラッシュ撮影をしない
- 他の利用者の通行を妨げない
- 他の乗客へレンズを向けない
- 写真のために他の乗客へ座席移動を求めない
- 停車駅ごとにホームへ出て発車直前まで撮影しない
- 走行中に車内を移動して撮影し続けない
安全確保が難しくなった場合、アニメ列車そのものの運行中止につながる可能性もあると京都市交通局は説明しています。京都市
推しをきれいに撮りたい気持ちは分かります。
分かりすぎるほど分かります。
でも、京まふ号が10月まで走り続けられることのほうがずっと大切。周囲の人が写り込まないよう配慮しながら、日常の交通の中に現れた作品世界を楽しみたいですね。
上賀茂神社を訪れる場合も「コラボ会場」とは考えない
もう一つ、大切なポイントがあります。
『薬屋のひとりごと』の京まふコラボビジュアルには上賀茂神社(ならの小川)が使われていますが、上賀茂神社そのものが「薬屋のひとりごと」の専用イベント会場になった、という発表ではありません。
公式に発表されているのは、コラボビジュアルの背景として上賀茂神社(ならの小川)が選ばれたということです。京都市
聖地巡礼や作品ゆかりの場所を訪ねると、好きな作品の景色を自分の目で確かめたくなるもの。
けれど寺社は、作品ファン以外の参拝者にとって大切な場所でもあります。
描き下ろしと同じ景色を探すことだけに夢中にならず、その場所本来の空気も大切にしたい。そうした距離感まで含めて、京都で作品を楽しむ時間になるのではないでしょうか。
私が注目したのは「京都に作品を置く」のではなく「京都と作品をつなぐ」企画であること
ここからは公式発表ではなく、エンタメを追いかけている私自身の考察です。
2026年の京まふ『薬屋のひとりごと』コラボで面白いのは、単純なラッピング広告だけで終わっていない点だと思います。
地下鉄ではTVアニメと劇場版を掲出。
一方、京まふの描き下ろしでは、京都の上賀茂神社(ならの小川)と作品を組み合わせています。さらに京まふ2026全体では、京都の名所を背景にした6作品のコラボビジュアルが制作されました。京都市+1
今年のコラボビジュアルのテーマは「寛永行幸四百年祭」。
1626年に徳川家光が後水尾天皇を二条城へ迎え、5日間にわたり能楽や和歌などでもてなした出来事から400年になる節目を踏まえ、華やかな京文化とアニメ作品を組み合わせています。京都市
この背景を知ると、単に「人気キャラと京都を並べました」という企画ではないことが見えてきます。
京都が持つ歴史や文化を入口にしながら、現代のマンガ・アニメ・ゲームへつなげる。
京まふ自体も、コンテンツを活用した新産業の創出、クリエイティブ人材の育成、文化都市としての京都のブランド力向上、京都に愛着を持つ人との関係づくりなどを開催趣旨に掲げています。京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2026
『薬屋のひとりごと』は、その試みと相性がいい作品だと私は感じます。
毒、薬、身分制度、宮廷社会、衣装、植物、食文化。
物語の謎そのものはもちろん、登場人物が暮らす世界の文化や生活背景を読む面白さが大きい作品だからです。
そこへ京都という長い歴史を持つ街を重ねると、単なるキャラクター広告とは違う楽しみ方が生まれる。
「この背景をどうして選んだのだろう」
「猫猫と壬氏をここへ立たせると、なぜこんなにしっくり来るのだろう」
そんなふうに一枚のビジュアルから考え始めると、気づけば上賀茂神社まで調べている。
確認だけのつもりが歴史を読み始める。オタクの調査は、いつも予定より少し遠くまで行きます。
第3期と劇場版を控えた時期だからこそ意味がある
そして2026年の『薬屋のひとりごと』は、大きな展開を控えています。
アニメ公式では、TVアニメ第3期が2026年10月2日から放送開始、劇場版『亡妃の秘宝』が2026年12月11日公開と発表されています。アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1
京まふ号の運行期間は8月10日から10月9日。
つまり、第3期放送開始の10月2日も運行期間に含まれます。京都市+1
これはかなり面白いタイミングです。
夏のイベント告知として走り始めた列車が、9月の京まふ本番を通過し、そのままTVアニメ第3期の放送開始へつながっていく。
さらにその先には12月の劇場版。
ファン側から見ると、夏から秋、そして冬へと『薬屋のひとりごと』の予定が一本につながっているように感じられます。
物語を待っている時間は、ときどき長い。
でも、ラッピング列車を見たり、新しい描き下ろしを眺めたりする小さな出来事が間に挟まると、放送日までのカレンダーにも少し色がつきます。
京都の地下を走る猫猫たちは、その「待つ時間」まで作品の一部にしてくれる企画なのかもしれません。
京まふ「薬屋のひとりごと」ラッピングの注目ポイントまとめ
京まふ2026の『薬屋のひとりごと』ラッピングは、京都市営地下鉄・烏丸線のアニメ列車「京まふ号」で楽しめます。
運行期間は2026年8月10日から10月9日までの予定で、烏丸線1編成6車両のうち竹田方面側の5車両がアニメ作品で装飾されています。運行日時は日によって異なるため、訪問前に京都市交通局の最新情報を確認しておくのがポイントです。京都市
とりわけ『薬屋のひとりごと』ファンには、
TVアニメ『薬屋のひとりごと』と『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の両方が掲出されていること
が大きな注目点です。京都市+1
さらに京まふ2026では、『薬屋のひとりごと』×上賀茂神社(ならの小川)の描き下ろしコラボビジュアルも公開されています。猫猫と壬氏が京都の景色に立つ姿は、ラッピング列車とはまた違った魅力を持っています。京都市+1
地下鉄に乗る。
京まふへ向かう。
描き下ろしの背景になった京都の景色を知る。
2026年の京まふは、会場に着く前から『薬屋のひとりごと』との時間が始まっているようです。
猫猫なら京都の風情より先に薬草を探してしまいそうですが、それもまた彼女らしい。
私たちは急がず、安全に。ふと到着した列車の窓に知っている顔を見つける、そんな京都の一瞬も楽しみたいですね。
よくある質問
京まふ「薬屋のひとりごと」ラッピングは何線で見られる?
京都市営地下鉄・烏丸線で運行されているアニメ列車「京まふ号」で見られます。京都市の発表では、烏丸線1編成6車両のうち竹田方面側の5車両を装飾しています。京都市
「薬屋のひとりごと」京まふ号はいつまで走る?
予定では2026年10月9日(金)までです。
ただし、車両の都合により運行期間が変更される可能性があります。また毎日の運行時刻は固定ではないため、京都市交通局の最新情報を確認してください。京都市
ラッピングはTVアニメだけ?
いいえ。
2026年の京まふ号にはTVアニメ『薬屋のひとりごと』と『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』の両方が掲出作品として発表されています。京都市+1
上賀茂神社でも「薬屋のひとりごと」のラッピングが見られる?
上賀茂神社について公式に発表されているのは、京まふ2026の描き下ろしコラボビジュアルで「薬屋のひとりごと」×上賀茂神社(ならの小川)が組み合わされたことです。
地下鉄のラッピング列車とは別企画なので、「上賀茂神社にラッピング車両がある」という意味ではありません。京都市
情報ソース
この記事は、2026年8月16日時点で公開されている京都市、京都市交通局、京都国際マンガ・アニメフェア公式、アニメ『薬屋のひとりごと』公式などの情報を中心に確認しています。
京都市交通局は「京まふ号」の運行期間、車両、掲出作品、撮影時の注意事項を公開しています。京都市+1
また京都市は、京まふ2026のコラボビジュアル6作品と『薬屋のひとりごと』×上賀茂神社(ならの小川)の組み合わせ、2026年9月19日・20日の開催概要を発表しています。京都市
運行時刻や運行期間は変更される場合があります。実際に訪れる際は、当日の京都市交通局の案内を確認してください。
文:月白しずく



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