『薬屋のひとりごと展』は福岡・大阪・新潟などを巡回し、次回は2026年7月31日から鹿児島・山形屋で開催されます。
劇中の名場面を再現した立体展示に加え、原画、絵コンテ、美術設定、映像演出まで楽しめる、TVアニメ初の本格展示イベントです。
この記事では、各会場の日程、チケット、所要時間、展示内容、グッズ、混雑を避けるコツを整理しました。猫猫のように慎重に情報を確認しつつ、壬氏を前にしたときだけ少し平静を失いながらご案内します。
『薬屋のひとりごと展』福岡・大阪・新潟などの開催地一覧
TVアニメ『薬屋のひとりごと』展は、2025年3月の東京会場を皮切りに全国を巡回しています。
福岡・新潟・大阪を含む過去会場はすでに終了していますが、2026年7月12日現在、次回の鹿児島会場が発表されています。
開催地 会場 開催期間 状況
東京 松屋銀座 8階イベントスクエア 2025年3月26日~4月14日 終了
福岡 博多阪急 8階 催場 2025年4月25日~5月19日 終了
新潟 新潟市マンガ・アニメ情報館 2025年5月23日~6月15日 終了
静岡 静岡市清水文化会館マリナート 1階ギャラリー 2025年6月21日~7月13日 終了
大阪 大丸ミュージアム〈梅田〉・大丸梅田店15階 2025年7月19日~8月11日 終了
石川 香林坊大和 8Fホール 2025年8月14日~9月2日 終了
愛知 松坂屋名古屋店 南館8階マツザカヤホール 2025年10月29日~11月17日 終了
長崎 出島メッセ長崎 イベント・展示ホール 2025年12月20日~2026年1月12日 終了
山形 東北芸術工科大学 7階 THE TOP 2026年3月11日~4月1日 終了
鹿児島 山形屋 1号館6階 大催場 2026年7月31日~8月16日 開催予定
福岡会場は博多阪急、大阪会場は大丸梅田店、新潟会場は新潟市マンガ・アニメ情報館で行われました。
元記事にあった「2024年開催」という情報とは異なり、公式に案内されている福岡・大阪・新潟の日程はいずれも2025年です。会場も大阪はあべのハルカス近鉄本店ではなく、大丸ミュージアム〈梅田〉でした。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展+1
イベント情報は少し似た名前が並ぶだけで、薬の調合表より混乱しやすくなります。来場前には「TVアニメ展」なのか「原作展」なのかまで確認しておくことが大切です。
次回の鹿児島会場はいつ開催される?
鹿児島会場は、2026年7月31日(金)から8月16日(日)まで、山形屋1号館6階大催場で開催されます。
通常の開場時間は10時から19時までです。最終日の8月16日は16時閉場となり、最終入場は閉場30分前までとなっています。
前売券の販売期間は2026年7月1日10時から7月30日23時59分まで。当日券は7月31日0時から8月16日14時30分まで販売予定です。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
ただし、展示内容、チケットの種類、入場料金、販売商品は巡回会場ごとに異なる場合があります。開催時間や入場方法が変更される可能性もあるため、来場直前には公式情報を確認してください。
福岡・大阪・新潟で再開催される可能性はある?
2026年7月12日時点で、福岡・大阪・新潟での再開催は発表されていません。
全国巡回型のイベントでは、新しい地域が追加されたり、好評を受けて別会場が発表されたりすることがあります。ただし、これは一般的なイベントの傾向であり、本展の再開催を示す公式情報ではありません。
福岡・大阪・新潟で見逃した方は、公式サイトやアニメ公式SNSの新着情報を定期的に確認するのが確実です。
『薬屋のひとりごと展』とは?原作展との違いも解説
この記事で紹介するのは、TVアニメの制作過程と名場面を体験できる「TVアニメ『薬屋のひとりごと』展」です。
『薬屋のひとりごと』は、日向夏さんの小説を原作とする謎解きエンターテインメントです。
花街で薬師をしていた猫猫が後宮へ入り、毒と薬の知識、観察力、冷静な推理によって、妃や皇族を取り巻く事件の真相へ近づいていきます。
きらびやかに見える後宮の廊下には、毒、権力、身分差、誰にも言えない思惑が潜んでいます。その中で猫猫は正義の英雄として振る舞うのではなく、自分が知りたいから調べる。その乾いた好奇心こそが、作品をほかの宮廷ミステリーとは違うものにしています。
TVアニメ展は、2023年10月に放送が始まった第1期と、2025年1月から放送された第2期の世界を、立体造作、映像、原画、絵コンテ、美術設定などを通じて振り返る展示イベントです。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
TVアニメ展と小説原作展は別のイベント
検索時に注意したいのが、「TVアニメ『薬屋のひとりごと』展」と「小説『薬屋のひとりごと』原作展」は別のイベントであることです。
TVアニメ展では、アニメ映像の制作過程や名場面の再現が中心となります。
一方、小説原作展は、日向夏さんが紡ぐ物語や、しのとうこさんによる原作小説のビジュアルを、「毒と薬、科学とミステリー」という切り口から掘り下げる展示です。
2026年7月15日から大阪・阪神梅田本店で行われるのは、TVアニメ展ではなく小説原作展です。会場を調べていて大阪の日程が二つ出てきた場合は、イベント名を確認しましょう。ローソンチケット+1
「薬屋のひとりごと展 大阪」で検索すると、過去のTVアニメ展と新しい原作展が同時に表示されることがあります。ここを見分けられるだけでも、チケットを間違える危険はかなり減ります。
展示内容の見どころは?猫猫と壬氏の物語をどう体験できる?
最大の見どころは、完成したアニメ映像だけでは分からない制作の積み重ねを間近で見られることです。
本展では、劇中の名シーンを再現した立体造作や映像展示に加え、初公開となる原画、画コンテ、美術設定などの中間制作物が展示されます。
原画や絵コンテは、アニメが完成する前の設計図に近いものです。
猫猫の鋭い視線、壬氏の優雅さの奥にある焦り、後宮の広さと閉塞感。それらが、どのような線、構図、色、動きの指示から生み出されたのかを知ることができます。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展+1
名場面の立体造作と映像展示
会場では、物語の印象的な場面が立体的に再構成されています。
アニメを画面で見るとき、私たちは自然に物語へ集中しています。しかし展示空間で背景や小道具を見直すと、何げなく通り過ぎていた装飾や配置にも、後宮の身分制度や人物関係が表れていたことに気づきます。
『薬屋のひとりごと』では、華やかな宮廷の色彩と、事件の不穏さが同じ画面に共存しています。
美しい衣装や建物に目を奪われた直後、毒や病の気配が入り込む。その落差が物語の緊張を生んでおり、展示では作品を支える美術設計の細かさを改めて味わえます。
原画・絵コンテ・美術設定のメイキング展示
ファンとして特に足が止まりやすいのが、原画や絵コンテのエリアです。
一瞬で過ぎる表情にも、複数の線と修正が重ねられています。壬氏が微笑んでいるだけの場面でも、猫猫に向ける顔と、それ以外の人物へ見せる顔は同じではありません。
猫猫も感情が分かりやすく表に出る人物ではないため、眉、瞳、口元のわずかな変化が重要になります。
セリフを増やさず、表情や間で感情を見せる作品だからこそ、制作資料を見る面白さが大きいのです。
完成映像を見ているだけでも十分に魅力的でした。ところが原画を見ると、あの数秒の裏側に何枚の絵と判断があったのかを想像してしまいます。しずく、静かに鑑賞する予定でしたが、心の中では制作陣へ何度も拍手していました。
音声ガイドを利用するならイヤホンが必要
本展の音声ガイドは、自分のスマートフォンでQRコードを読み込み、インターネット通信を使って再生する形式です。
利用する場合は、次のものを準備しておきましょう。
- スマートフォン
- イヤホンまたはヘッドホン
- 十分なバッテリー残量
- モバイルバッテリー
- 通信できる環境
QRコードを読み取った端末のみで利用でき、再生には有効時間があります。通信料は来場者負担となるため、データ通信残量にも注意が必要です。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
会場で音声ガイドを買ってからイヤホンがないことに気づくと、猫猫でなくても少し遠い目になります。忘れ物チェックでは、チケットと同じくらい重要です。
『薬屋のひとりごと展』の所要時間は何分?
展示とグッズ購入を合わせた所要時間は、約60~90分を目安にするとよいでしょう。
ただし、公式サイトでは標準の観覧時間を明示していません。60~90分という時間は、実際に訪れた人のレポートや展示内容から考えた目安です。
展示資料を一つずつ読むか、写真撮影をどの程度するか、音声ガイドを利用するかによって滞在時間は変わります。
楽しみ方 所要時間の目安
展示を中心にテンポよく見る 45~60分
原画や解説をじっくり読む 60~90分
音声ガイド・撮影も楽しむ 90分前後
グッズ購入の待ち時間を含む 90分~2時間程度
実際の来場レポートでも、展示鑑賞とグッズ購入を合わせて60~90分程度が目安とされています。同棲カップルブログ|ほっけちゃんとねこたくん
時間に余裕があるなら、2時間ほど確保しておくと安心です。
「展示は一時間あれば十分」と思って入っても、原画の前で止まり、壬氏の展示で止まり、もう一度猫猫の表情へ戻りたくなる可能性があります。予定は立てられますが、推しの前で守れるとは限りません。
混雑しやすい日はいつ?
一般的に混雑しやすいのは、次のタイミングです。
- 開催初日
- 土曜日・日曜日・祝日
- 連休中
- 会期終了直前
- 限定グッズ発売直後
- 午前の早い時間帯
日時指定制の会場では、指定された集合時間に合わせて訪れる必要があります。
公式の注意事項では、集合時間より早すぎる来場は混雑につながるため控えるよう案内されています。入場時間に遅れた場合、入場できないこともあり、チケットの払い戻しは行われません。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
早く着きすぎても待機場所が用意されていない場合があります。会場までの移動時間を確認し、集合時刻の少し前に到着できる計画が安全です。
平日なら空いている?
平日は土日祝日より人が分散しやすいものの、必ず空いているとは限りません。
夏休み期間、会期終盤、人気商品の入荷日などは、平日でも混み合う可能性があります。
落ち着いて見たい場合は、会期前半の平日や、昼食時間と重なる時間帯を検討するとよいでしょう。ただし、会場ごとの運営方法や入場枠によって状況は変わります。
チケットの買い方は?当日券・前売券の注意点
確実に入場したい場合は、前売券を購入しておくのが安心です。
チケットは会場によって、日時指定券、期間有効券、グッズ付き入場券などに分かれる場合があります。
過去会場と巡回会場では、料金や券種、販売方法が異なることがあります。以前の会場情報をそのまま参考にせず、行きたい会場の案内ページを確認してください。
日時指定券は時間を間違えないように確認
日時指定券を購入する場合は、入場日だけでなく時間帯も選びます。
公式案内では、購入後の日時・券種変更、払い戻し、再発行はできないとされています。チケット券面に記載された集合時間に遅れると、当日の入場を断られる可能性もあります。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
購入前には、次の項目を確認しましょう。
- 開催会場
- 入場日
- 集合時間・入場時間帯
- 一般券かグッズ付き券か
- 同伴する子どものチケット条件
- 特典の受け取り方法
福岡、大阪、新潟など、過去の開催情報を見ているうちに別会場の販売ページを開いてしまうこともあります。会場名と日付は、決済直前にもう一度確認したいところです。
当日券は必ず買えるとは限らない
当日券が用意される会場でも、予定枚数が終了している場合は購入できません。
混雑する日や時間帯は、入場枠が先に埋まる可能性があります。遠方から行く場合は特に、当日券だけを頼りにするより、事前購入のほうが安心です。
鹿児島会場では前売券と当日券の販売期間が公式に案内されていますが、販売状況によっては希望する日時を選べない可能性があります。
子どもの入場条件も会場ごとに確認する
子どもの料金や無料入場の年齢条件は、会場によって異なる場合があります。
無料対象であっても、保護者の同伴や入場券の提示が必要になるケースがあります。家族で行く際は、一般料金だけでなく、未就学児・小学生の扱いまで確認してください。
限定グッズは何がある?価格と買い方を紹介
公式ショップでは、描き下ろしビジュアルを使用したグッズや、制作資料を収録した公式図録などが販売されています。
代表的な商品には、次のようなものがあります。
グッズ 参考価格
ランダムミニ色紙 各700円
ステンレスタンブラー 2,750円
缶ミラー 825円または880円
ガラスマグネット 825円または880円
公式図録 2,970円
キャラファイングラフ 各18,000円
ご当地キーホルダー 800円
価格、購入制限、販売商品は会場により変わる可能性があります。
福岡会場と新潟会場では、それぞれの地域限定となるミニキャラご当地キーホルダーも販売されました。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
公式図録は展示を振り返りたい人向け
公式図録には、展示された絵コンテや原画に加え、会場内で撮影できない展示物も収録されています。
猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さんによるスペシャルインタビューも掲載されており、展示を見たあとに制作の背景を振り返れる内容です。公式価格は2,970円で、全国巡回終了後には事後通販も予定されています。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
写真を撮れない展示ほど記憶に残したくなるものです。
会場では分かったつもりでも、帰宅後に細部が気になり始めます。図録は、そんなファンの「もう一度確認したい」に応えてくれる一冊になりそうです。
ショップだけ利用することはできる?
公式案内では、公式ショップのみの利用はできません。
ショップは展示会場の最後にあり、先に物販だけ利用することもできません。また、ショップから展示エリアへ戻ることもできないと案内されています。
会計は入場1回につき一人1回までで、複数人分をまとめて精算することもできません。TVアニメ『薬屋のひとりごと』展
つまり、展示を見終えてショップへ入る前に、買いたい商品をある程度整理しておくとスムーズです。
売り場へ入ると、事前に決めた予算が急に頼りなくなることがあります。これは毒ではありません。描き下ろしグッズの作用です。
売り切れや購入制限に注意
人気商品は会期中に売り切れる可能性があります。
一方で、在庫を確保するために一人当たりの購入数が制限されている商品もあります。商品によって上限が異なるため、売り場の表示を確認してください。
売り切れ状況や再入荷は変動します。グッズを目当てに訪れる場合は、当日の公式案内を確認しておくと安心です。
コラボカフェはある?展示と一緒に食事を楽しめる?
TVアニメ『薬屋のひとりごと』展のすべての会場に、コラボカフェが併設されるわけではありません。
元記事では薬草茶、点心、壬氏をイメージしたカクテルなどが紹介されていましたが、これらがTVアニメ展の各巡回会場で提供されたと確認できる公式情報はありません。
イベントと同時期に別のコラボカフェや飲食企画が実施される場合はありますが、展示会のチケットだけで利用できるとは限りません。
特典付きメニュー、利用方法、予約の有無も企画ごとに異なります。
「展示会に行けばカフェもある」と考えず、行きたい会場の公式ページで飲食企画の有無を確認してください。
なお、2026年には小説原作展に関連するテーマカフェが東京・大阪で企画されています。こちらもTVアニメ展とは別企画なので、イベント名と開催場所を見分けることが大切です。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
初めて行く人向けの持ち物と楽しみ方
必須なのはチケットとスマートフォン。音声ガイドを利用する人はイヤホンも忘れずに持参しましょう。
おすすめの持ち物は次のとおりです。
- 入場チケット
- スマートフォン
- イヤホンまたはヘッドホン
- モバイルバッテリー
- グッズを入れるバッグ
- 身分証明書
- 必要に応じて飲み物
- 折りたためるエコバッグ
スマートフォンは、電子チケットの提示、音声ガイド、会場情報の確認、写真撮影などで使用します。
展示を見ながら音声ガイドを再生し、写真も撮っていると、バッテリーは思った以上に減ります。モバイルバッテリーはかなり心強い存在です。
バッグはA4サイズが入るものが便利
クリアファイル、図録、紙類の特典を購入・受け取りする可能性があるため、A4サイズが無理なく入るバッグが便利です。
商品を折れや雨から守りたい場合は、クリアケースやビニール袋も用意しておくと安心でしょう。
遠征の場合は、グッズを持ったまま観光することも考え、肩に負担がかかりにくいバッグを選ぶのがおすすめです。
写真撮影は表示とスタッフの案内を確認
会場内には、撮影できる場所と撮影できない場所があります。
撮影可能の表示がある場所でも、フラッシュ、三脚、自撮り棒、動画撮影などが禁止されている場合があります。他の来場者の顔や会話が映り込まないよう配慮しましょう。
SNSへ投稿する際も、未鑑賞の人がいることを考え、展示の核心に触れる写真にはネタバレへの一言を添えると親切です。
推しをきれいに撮りたい気持ちはよく分かります。ただ、後ろで待つ人がいる場合は、何十枚もの連写より数枚で交代するほうが、会場全体を気持ちよく楽しめます。
来場者の感想から分かる注目ポイント
来場者のレポートでは、展示のボリューム、アニメ制作資料、名場面の再現、公式グッズなどへの満足感が語られています。
特に、完成映像では一瞬しか映らない原画や、画面を構成する前段階の絵コンテを間近で見られる点は、アニメファンにとって大きな魅力です。
一方で、来場者の感想は会場、時間帯、混雑状況によって変わります。SNS上の一つの投稿だけで混雑や在庫を判断するのではなく、複数のレポートと公式案内を合わせて確認しましょう。
音声ガイドを使うと人物の距離感が変わる
音声ガイドは、ただ展示の説明を聞くためだけのものではありません。
キャラクターの声を聞きながら展示をたどると、目の前の原画や立体造作が、過去の場面ではなく、今そこで起きている出来事のように感じられます。
『薬屋のひとりごと』は、猫猫と壬氏が素直に感情を伝え合う作品ではありません。
猫猫は壬氏から距離を取り、壬氏はその距離をどうにか縮めようとする。二人の関係は、言葉より視線と反応のずれに表れます。
展示空間で声を聞き直すことで、放送時には笑って見ていた掛け合いの裏側に、壬氏の切実さや猫猫の警戒心が隠れていたことにも気づけるかもしれません。
展示は物語よりも「作られ方」を見せる場所
私が本展で重要だと考えるのは、アニメのあらすじを振り返るだけでなく、作品がどのように作られたのかを見せている点です。
『薬屋のひとりごと』には、薬学、毒、医学、政治、身分制度、家族関係など、多くの要素があります。
説明を増やしすぎると物語のテンポが落ち、減らしすぎると事件の仕組みが伝わりません。その難しい情報量を、脚本、絵、声、音楽、美術で整理しているのがTVアニメです。
原画や絵コンテを見ることは、制作者が何を残し、何を一瞬の表情へ預けたのかを知ることでもあります。
物語の答えを知る展示というより、私たちがなぜあの場面に引き込まれたのか、その理由を制作の側から見つける場所なのだと思います。
福岡・大阪・新潟会場周辺の観光とグルメ
過去の福岡・大阪・新潟会場は、駅からアクセスしやすく、観光や食事と組み合わせやすい場所で開催されました。
すでに会期は終了していますが、今後同じ地域で関連イベントが行われる場合や、作品のイベント遠征を計画する際の参考として紹介します。
福岡・博多阪急周辺
博多阪急はJR博多駅に直結しています。
周辺には商業施設や飲食店が多く、移動時間をかけずに食事や買い物を楽しめます。
福岡の代表的なグルメには、博多ラーメン、もつ鍋、明太子、水炊きなどがあります。キャナルシティ博多も徒歩圏ですが、太宰府天満宮へ向かう場合は移動時間を多めに確保しましょう。
大阪・大丸梅田店周辺
大丸梅田店はJR大阪駅に直結しています。
元記事ではあべのハルカスや天王寺周辺の観光地が紹介されていましたが、実際の大阪会場は梅田でした。
周辺にはグランフロント大阪、大阪ステーションシティ、梅田スカイビルなどがあります。たこ焼き、お好み焼き、串カツなど、大阪らしい食事を探すにも困りません。
大阪駅周辺は地下街が複雑です。壬氏の正体よりは簡単なはずですが、初めて行くと出口を見失うことがあります。会場名だけでなく、利用する改札も確認しておくと安心です。
新潟市マンガ・アニメ情報館周辺
新潟会場となった新潟市マンガ・アニメ情報館は、万代シテイBP2内にあります。
周辺には万代シテイ、朱鷺メッセ、信濃川沿いのエリアなどがあり、展示と街歩きを組み合わせられます。
新潟の代表的なグルメは、へぎそば、のどぐろ、タレかつ丼、笹団子などです。
展示を見たあとに土地の味を楽しむと、イベントそのものが一日の記憶として残ります。推し活遠征は、入場時間だけで終わらないところが楽しいのです。
『薬屋のひとりごと展』をより楽しむための考察
ここからは、公式情報ではなく、展示の構成を踏まえた私の考察です。
『薬屋のひとりごと』は、謎が解ける爽快感だけで支持されている作品ではありません。
事件が解決しても、後宮の制度や身分差は消えず、すべての人物が救われるわけでもない。猫猫は真相へたどり着きながら、ときにはそれ以上踏み込まない選択をします。
その距離感が、この物語を単純な勧善懲悪にしていません。
TVアニメ展で原画や美術設定を見る意味は、物語の裏側にある「語られなかった感情」を拾うことにあります。
猫猫は、自分の感情を丁寧に説明する人物ではありません。壬氏もまた、立場や秘密によって、本心のままには動けない人物です。
二人の関係は、大きな告白よりも、視線をそらす速度、声の変化、近づいたときの反応に表れます。
だからこそ、原画一枚、絵コンテの指示、美術に置かれた小物まで見ることで、キャラクターへの理解が少し変わります。
知っていた場面のはずなのに、制作資料を通して見ると、別の痛みや優しさが浮かび上がる。その発見が、展示イベントの一番深い魅力ではないでしょうか。
また、本展が東京だけでなく、福岡、新潟、静岡、大阪、石川、愛知、長崎、山形、鹿児島へ巡回していることにも意味があります。
作品を愛する人が、すべて首都圏に住んでいるわけではありません。
地方会場が増えることで、遠征が難しい人も作品世界へ触れられます。展示が各地へ運ばれていく様子は、猫猫の知識や推理が後宮の閉ざされた場所から、少しずつ広い世界へ影響していく流れにも、どこか重なります。
今後さらに会場が追加されるかは分かりません。
ただ、アニメ第3期や劇場版の展開に伴い、新しい展示企画が生まれる可能性はあると考えられます。これは現時点での公式発表ではなく、作品の今後の広がりを踏まえた私見です。
展示を見逃した方にも、まだ物語の扉が完全に閉じたわけではありません。公式図録の事後通販や新しいイベント情報を確認しながら、次の知らせを待ちたいところです。
まとめ
『薬屋のひとりごと展』は、劇中の名場面、映像、原画、絵コンテ、美術設定などを通して、TVアニメの世界と制作の裏側を楽しめる展示イベントです。
福岡会場は2025年4月25日から5月19日、大阪会場は2025年7月19日から8月11日、新潟会場は2025年5月23日から6月15日まで開催され、いずれも終了しています。
次回は2026年7月31日から8月16日まで、鹿児島・山形屋で開催予定です。
所要時間は展示とグッズ購入を合わせて60~90分ほどが目安。音声ガイドを使う場合は、スマートフォン、イヤホン、モバイルバッテリーを準備しておきましょう。
また、2026年に大阪で開催される小説原作展は、この記事で扱ったTVアニメ展とは別イベントです。チケット購入時には、会場だけでなくイベントの正式名称も確認してください。
アニメで一瞬だけ映った線や背景も、展示会場では立ち止まって見ることができます。
猫猫が小さな違和感から真実を見つけるように、私たちも原画や絵コンテの中から、まだ気づいていなかった作品の魅力を拾えるのかもしれません。
よくある質問
『薬屋のひとりごと展』福岡会場はいつ開催されましたか?
福岡会場は、博多阪急8階催場で2025年4月25日から5月19日まで開催されました。現在は終了しています。
『薬屋のひとりごと展』大阪会場はどこでしたか?
TVアニメ展の大阪会場は、JR大阪駅直結の大丸ミュージアム〈梅田〉、大丸梅田店15階でした。開催期間は2025年7月19日から8月11日までです。
なお、2026年7月に阪神梅田本店で開催されるのは、小説『薬屋のひとりごと』原作展です。
『薬屋のひとりごと展』の所要時間はどのくらいですか?
展示とグッズ購入を含め、60~90分ほどが目安です。音声ガイドを聞き、制作資料をじっくり見る場合は、2時間ほど確保すると安心です。
グッズ売り場だけ利用できますか?
公式ショップのみの利用はできません。展示を見たあとにショップへ進む形式で、ショップから展示エリアへ戻ることもできません。
次の開催地はどこですか?
2026年7月12日現在、次回は鹿児島会場です。山形屋1号館6階大催場で、2026年7月31日から8月16日まで開催されます。



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