結論からお伝えすると、『氷の城壁』のこゆんこと氷川小雪は、雨宮湊と付き合います。
二人が互いの気持ちを確かめて恋人になるのは、第104話「修学旅行2」。単行本では第12巻に収録されています。
こゆんとミナトの恋は、まっすぐ進みません。ヨータへの誤解や、ミナトと桃香の交際、言えないまま胸に残った言葉。いくつものすれ違いを越えた修学旅行で、ようやく二人の歩幅がそろいます。
この記事では、こゆんとミナトがいつ付き合うのか、告白は何話・何巻なのか、桃香と別れた理由、最終回で二人がどうなるのかまで、原作の内容をネタバレありで整理します。
- 『氷の城壁』でこゆんとミナトは付き合うのか
- 二人が想いを伝え合う告白シーンの話数と見どころ
- ミナトが桃香と付き合った理由と別れるまでの流れ
- 最終回で描かれるこゆんとミナトの結末
- キスシーンよりも心に残る二人の距離感の変化
- こゆんとミナトの恋が多くの読者に愛される理由
氷の城壁のこゆんとミナトは付き合う?告白は第104話
結論からお伝えすると、こゆんこと氷川小雪は、雨宮湊と付き合います。
二人が互いの気持ちを確かめ、恋人になる大きな転機は、第104話「修学旅行2」です。単行本では第12巻に収録されています。
| 知りたいこと | 結論 |
|---|---|
| こゆんは誰と付き合う? | 雨宮湊と付き合う |
| こゆんとミナトはいつ付き合う? | 修学旅行編で恋人になる |
| こゆんとミナトの告白は何話? | 第104話「修学旅行2」 |
| 告白は単行本の何巻? | 第12巻 |
| 最終回で別れる? | 別れず、交際は続いている |
こゆんとミナトの恋は、出会ってすぐに始まるわけではありません。ヨータへの誤解や、ミナトと桃香の交際、互いに言えなかった本音を越えた先で、ようやく二人の気持ちが重なります。
長く閉ざされていた心の扉が、音もなく少しだけ開く。第104話は、告白の言葉以上に、二人がもう逃げないと決めたことが胸に残る回です。
こゆんとミナトが付き合うまでの流れを時系列で整理
こゆんとミナトは、すぐに両想いになるわけではなく、誤解や桃香との交際を経て恋人になります。
流れを簡単に整理すると、次のようになります。
| 流れ | 内容 |
|---|---|
| 出会い | こゆんは、ミナトの距離の近さを苦手に感じる |
| 変化 | 美姫、ヨータ、ミナトとの関わりを通して、こゆんの心が少しずつ動き始める |
| 誤解 | ミナトは、こゆんがヨータを好きなのではないかと思い込む |
| 桃香との交際 | ミナトは、後輩の栗木桃香と一度付き合う |
| 本心の自覚 | ミナトは、自分の本当の気持ちがこゆんに向いていると気づく |
| 告白 | 第104話「修学旅行2」で、ミナトがこゆんに想いを伝える |
| 恋人へ | 二人は互いの想いを確かめ合い、付き合う関係になる |
| 最終回 | 小雪の成長と、こゆんとミナトを含む人間関係の変化が穏やかに描かれる |
この時系列で見ると、こゆんとミナトの恋は「好きだから付き合う」という単純な流れではありません。
むしろ大切なのは、自分の気持ちに気づくまでの時間です。
こゆんは、自分が誰かを好きになることにとても慎重です。
好きになることは、相手に心を少し預けることでもあります。
中学時代に傷ついたこゆんにとって、それは簡単なことではありません。
ミナトもまた、明るく見えるけれど、自分の本音をまっすぐ扱うのが得意ではありません。
人に合わせることはできる。
でも、自分が本当は誰を見ているのか、何を望んでいるのかを認めるには時間がかかります。
筆者としては、ここが『氷の城壁』の恋愛描写のいちばん誠実なところだと感じます。
恋より先に、自己理解が必要だった。
こゆんとミナトの恋は、甘さだけではなく、自分の心を見つめる痛みも含んでいるから胸に残ります。
こゆんとミナトの告白は何話?第104話「修学旅行2」が山場
こゆんとミナトの告白は、第104話「修学旅行2」が大きな山場です。
この回でミナトは、こゆんに対して自分の想いを言葉にします。
それまでのミナトは、こゆんへの気持ちを抱えながらも、こゆんが日野陽太を好きなのではないかと誤解していました。
一方のこゆんも、ミナトへの気持ちを自覚しながら、自分から簡単には踏み出せません。
さらに、ミナトが「友達として好き」という意味に受け取れる言葉を話す場面があり、こゆんはそれを聞いて傷つきます。
こゆんにとっては、告白する前に振られたような痛みだったはずです。
ここで大事なのは、2人とも相手を嫌いになったわけではないことです。
好きだから怖い。
大切だから、壊したくない。
でも、言葉にしないままだと届かない。
第104話「修学旅行2」は、その沈黙がようやくほどける回です。
告白シーンそのものは、派手な演出で一気に盛り上げるというより、長く積み重なったすれ違いの答え合わせとして描かれます。
私はこの場面を、恋愛の成就というより「やっと自分の本音を自分で認められた瞬間」だと感じました。
ミナトがこゆんに向き合うことは、こゆんを選ぶことでもあり、自分自身から逃げないことでもあります。
そして、こゆんにとってもそれは、誰かに近づくことをもう一度選ぶ場面です。
だから第104話は、単なる告白回ではありません。
『氷の城壁』というタイトルそのものが持つ「心の壁」が、少しだけ溶ける回なのだと思います。
ミナトは桃香と付き合う?こゆんとの恋に与えた影響
ミナトは、物語の途中で後輩の栗木桃香と一度付き合います。
ただし、その交際はミナトが自分の本心と向き合ううえで重要な意味を持っています。
桃香は、こゆんたちの1学年下の後輩です。
ミナトに対してまっすぐ好意を向け、簡単には引かない強さを持っています。
読者から見ると、こゆんとミナトの恋の間に入る存在として、少し苦しく感じる人もいるかもしれません。
でも桃香は、ただの恋のライバルとして描かれているわけではありません。
桃香の存在によって、ミナトは「自分は誰を本当に好きなのか」をごまかせなくなります。
ミナトは、こゆんへの気持ちを諦めようとしたり、前に進もうとしたりする中で桃香と向き合います。
けれど、桃香と付き合っても、心の奥にはこゆんがいる。
その事実から逃げきれなくなったことで、ミナトは桃香との関係を終わらせる方向へ進みます。
ここは、桃香にとってとてもつらい展開です。
それでも『氷の城壁』が丁寧なのは、桃香を「負けた女の子」として雑に扱わないところです。
桃香は、自分の恋を選び、自分で傷つき、それでも前を向こうとするキャラクターとして描かれます。
筆者としては、この三角関係があるからこそ、こゆんとミナトの恋に重さが出たと感じます。
誰かの恋が叶う裏で、誰かの恋は終わる。
その痛みをなかったことにしないから、『氷の城壁』の恋愛はきれいごとだけで終わりません。
最終回でこゆんとミナトの結末はどうなる?
最終回で、こゆんとミナトが別れる結末にはなりません。
物語は、小雪の成長と人間関係の変化を描きながら、穏やかなハッピーエンドへ向かいます。
最終回では、高校3年生に進級した小雪たちの姿が描かれます。
ミナトや美姫とはクラスが別々になりますが、そこで大切になるのが小雪自身の変化です。
印象的なのは、小雪がクラスメイトの田中にノートを渡す場面です。
これは、第1話の小雪と重なるような構図になっています。
かつての小雪は、人と関わる前に自分を守ることを優先していました。
傷つかないために距離を取り、期待しないようにして、心の周りに壁を作っていたのです。
でも最終回の小雪は、誰かとの関わりを完全には拒まなくなっています。
それは、ミナトと付き合ったから急に性格が変わった、という話ではありません。
美姫、ヨータ、ミナトたちと過ごす中で、少しずつ「人と関わっても大丈夫かもしれない」と思える時間が増えていった結果だと考えられます。
こゆんとミナトの恋も、同じです。
ミナトが小雪を一方的に救ったわけではありません。
小雪もまた、ミナトに自分の本音と向き合うきっかけを与えています。
この相互性が、2人の結末をやさしく見せています。
どちらかがどちらかの救世主になるのではなく、お互いが自分の心に戻っていく。
そこが『氷の城壁』の恋愛描写の強さです。
※アニメ第1期では原作のどこまで描かれたのか、こゆんとミナトの告白まで映像化されるのかは、別記事で詳しく解説しています。
こゆんとミナトの恋が支持される理由を筆者が考察
こゆんとミナトの恋が支持される理由は、両片思いの切なさだけではありません。
筆者としては、2人の恋が人との距離感を学び直す物語になっているからだと考えています。
小雪は、人間関係で傷ついた経験から、自分の周りに壁を作ります。
それは冷たい性格だからではなく、自分を守るための方法でした。
一方のミナトは、人と距離を縮めるのが得意に見えます。
でも実際には、自分の感情を深く見つめることが苦手です。
つまり小雪は「近づけない人」。
ミナトは「近づけるけれど、自分の本音が見えにくい人」。
2人は正反対に見えて、どちらも人間関係の中で不器用さを抱えています。
ここが、読者に刺さる大きな理由ではないでしょうか。
多くの恋愛漫画では、恋が進むことで関係が変わります。
でも『氷の城壁』では、関係が変わる前に、それぞれが自分の心の癖に向き合います。
この順番がとても丁寧です。
また、LINEマンガ発の作品として支持された背景には、スマホで少しずつ読む形式と、繊細な心理描写の相性もあったように感じます。
大きな事件で引っ張るよりも、日常の中の小さな違和感や沈黙で読ませる作品だからです。
1話ごとの感情の揺れが、読者の生活のすき間に入りやすい。
その積み重ねが、「気づいたらキャラクターのことを他人とは思えなくなっている」読み心地につながっています。
40代、50代の読者にも響く理由は、青春の懐かしさだけではないと思います。
大人になっても、人との距離感に悩むことはあります。
本音を言えないまま笑ってしまう日。
傷つきたくなくて、先に距離を取ってしまう日。
誰かに近づきたいのに、うまく言葉にできない日。
こゆんとミナトの恋は、そうした大人の心にも重なります。
だからこの恋は、若い2人の物語でありながら、「人とつながり直す物語」として読めるのだと思います。
アニメ版でこゆんとミナトはどう描かれる?
アニメ版で注目したいのは、こゆんとミナトの「声で見える心の距離」です。
アニメ『氷の城壁』は、公式発表ベースの情報として、2026年春アニメとして放送が案内されています。
放送はTBS系、AT-Xなどで予定され、配信も複数サービスで順次展開されるとされています。
原作は、阿賀沢紅茶さんによる漫画『氷の城壁』です。
主要キャストは、氷川小雪役が永瀬アンナさん、安曇美姫役が和泉風花さん、雨宮湊役が千葉翔也さん、日野陽太役が猪股慧士さん。
さらに、霜島月子役に新福桜さん、五十嵐翼役に小林千晃さん、栗木桃香役に鬼頭明里さんが発表されています。
スタッフは、監督がまんきゅうさん、シリーズ構成が中西やすひろさん、キャラクターデザインが荻野美希さん、アニメーション制作がスタジオKAIです。
主題歌は、オープニングテーマがNovelbrightの「透明」、エンディングテーマがポルカドットスティングレイの「逆様」と発表されています。
なお、放送日時・配信開始日・主題歌情報などは変更される可能性があります。
最新情報を知りたい場合は、アニメ公式サイトや公式SNSの発表を確認するのが安心です。
こゆんは、感情を大きく外に出すキャラクターではありません。
だからこそ、アニメでは声の小さな揺れ、返事までの間、息を吸うタイミングがとても重要になります。
ミナトも、ただ明るいだけの声では足りません。
明るさの奥にある迷い。
冗談の裏にある不安。
こゆんを前にしたときだけ少し変わる声の温度。
そこが表現されると、2人の関係はより深く伝わるはずです。
原作では、こゆんとミナトの恋はセリフだけでなく、表情や沈黙で進んでいきます。
アニメではそこに声、音楽、間の演出が加わります。
もし第104話「修学旅行2」にあたる場面がアニメで描かれる場合、告白の言葉そのものだけでなく、言う前と言った後の沈黙が大切になると私は考えています。
『氷の城壁』の恋は、言葉の外側にある感情が大きい作品です。
そこをアニメがどうすくい取るのか、原作ファンとしても大きな注目ポイントです。
よくある質問
こゆんとミナトは付き合う?
はい、こゆんとミナトは最終的に付き合います。
修学旅行編で想いを確かめ合い、恋人同士になります。
こゆんとミナトの告白は何話?
大きな告白の山場は、第104話「修学旅行2」です。
単行本では第12巻前後が目安になりますが、確認するなら話数で見るのが分かりやすいです。
ミナトは桃香と付き合う?
はい、ミナトは一度、後輩の栗木桃香と付き合います。
しかし、自分の本心がこゆんに向いていることに気づき、桃香との関係は終わる流れになります。
最終回でこゆんとミナトは別れる?
最終回で、こゆんとミナトが別れる結末にはなりません。
物語は、小雪の成長と登場人物たちの関係の変化を描きながら、穏やかな終わりへ向かいます。
氷の城壁はキスシーンだけを追っても楽しめる?
キスシーンの有無だけでなく、こゆんとミナトの距離感の変化を追うと、より深く楽しめます。
視線や沈黙、言葉にできない感情の描写こそが『氷の城壁』の魅力です。
- 『氷の城壁』のこゆんとミナトは、すれ違いや誤解を乗り越えて最終的に恋人になる
- 二人の想いが通じ合う大きな山場は、第104話「修学旅行2」
- ミナトは一度桃香と付き合うが、その経験を通して本当に大切な人がこゆんだと気づく
- 最終回では別れることなく、お互いを支え合いながら未来へ進む姿が描かれる
- 『氷の城壁』の魅力は、恋愛の結果だけでなく、少しずつ心の壁をほどいていく過程にある
- キスシーンや恋愛イベント以上に、視線や沈黙、心の距離の変化が二人の関係を彩っている
- こゆんもミナトも、お互いを通して自分自身と向き合い、人として成長していく
- 二人の恋は「付き合うこと」がゴールではなく、「信頼し合える関係」を築いていく物語として多くの読者の心をつかんでいる
こゆんとミナトの恋は、勢いだけで進む恋ではありません。
人と関わる怖さ、自分の本音を認める難しさ、相手を大切にしたいのに傷つけてしまう不器用さ。
そうした感情を一つずつ描いたうえで、2人は恋人になります。
だからこそ、第104話「修学旅行2」の告白は、ただの恋愛イベントではなく、2人が自分の心に向き合った結果として胸に残ります。
『氷の城壁』は、恋を通して人との距離を描く作品です。
こゆんとミナトの結末を知ったあとにもう一度読み返すと、最初のぎこちなさも、すれ違いも、桃香との関係も、すべてが2人に必要な時間だったのだと感じられるかもしれません。




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