『鬼の花嫁』漫画最新刊は10巻で、2026年7月10日に発売されました。漫画11巻の発売日は、2026年7月22日現在まだ正式発表されていません。
10巻には通常版・小冊子付き特装版・電子版があり、価格や追加収録が異なります。原作小説の最新刊も含め、購入前に知っておきたい違いを公式情報に基づいて整理しました。
※この記事の発売日・価格・収録内容は、スターツ出版の公式特設サイト、公式商品ページ、2026年7月7日発表の新刊プレスリリースを、2026年7月22日に確認した情報です。価格や店舗特典の在庫、電子書店の配信状況は変わる場合があります。
『鬼の花嫁』最新刊10巻の発売日・価格は?
『鬼の花嫁』漫画最新刊は10巻です。通常版と小冊子付き特装版、公式ファンブックが2026年7月10日に同時発売されました。
作画は富樫じゅんさん、原作はクレハさん。スターツ出版のnoicomi COMICSから刊行されています。
まずは、漫画10巻と関連書籍の違いを確認しましょう。
<table> <thead> <tr> <th>種類</th> <th>発売日</th> <th>価格</th> <th>主な内容</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>漫画10巻・通常版</td> <td>2026年7月10日</td> <td>803円(税込)</td> <td>本編、第1話試し読み</td> </tr> <tr> <td>漫画10巻・紙の特装版</td> <td>2026年7月10日</td> <td>1,375円(税込)</td> <td>本編、40ページ小冊子、ポストカード</td> </tr> <tr> <td>漫画10巻・電子通常版</td> <td>2026年7月10日先行配信</td> <td>電子書店で要確認</td> <td>本編</td> </tr> <tr> <td>漫画10巻・電子特装版</td> <td>2026年7月10日先行配信</td> <td>電子書店で要確認</td> <td>本編、特装版追加コンテンツ</td> </tr> <tr> <td>公式ファンブック</td> <td>2026年7月10日</td> <td>1,980円(税込)</td> <td>人物・世界観解説、漫画、小説など</td> </tr> <tr> <td>漫画11巻</td> <td>未発表</td> <td>未発表</td> <td>公式発表待ち</td> </tr> </tbody> </table>
特に注意したいのが、紙の小冊子付き特装版の価格です。
スターツ出版が2026年7月7日に発表した「TVアニメ放映中の大ヒット作品『鬼の花嫁』最新巻10巻 通常版&特装版、『公式ファンブック』を3冊同時発売!」では、通常版803円、小冊子付き特装版1,375円と案内されています。
発売前の予約情報や一部の商品登録では異なる価格が表示されることもありましたが、この記事では出版社の正式発表に記載された税込価格を採用しています。
通常版のISBNは「978-4-8137-6622-3」、紙の小冊子付き特装版は「978-4-8137-6623-0」です。
ネット書店で検索すると通常版と特装版が並んで表示されるため、価格だけでなく、商品名とISBNまで見ると間違いを防げます。
本棚の前で「10巻が二つある」と気づいた瞬間、少しだけ時間が止まります。けれど、違うのは物語の本編ではなく、付属する小冊子や特典です。ここを押さえておけば大丈夫です。
『鬼の花嫁』漫画10巻は通常版と特装版のどちらを選ぶ?
本編を手頃な価格で読みたい人は通常版、玲夜と柚子の追加エピソードまで楽しみたい人は小冊子付き特装版が向いています。
10巻の本編部分は、通常版と特装版のどちらでも読めます。
違いは、特装版に付属する40ページの小冊子とカラーポストカードです。
通常版10巻の内容
通常版の価格は803円(税込)です。
スターツ出版の公式商品ページでは、本編に加えて『鬼姫~宵闇の血契~』第1話の試し読みが特別収録されると案内されています。
通常版が向いているのは、次のような人です。
- 柚子と玲夜の本編を中心に読みたい
- 追加小冊子はなくてもよい
- できるだけ価格を抑えたい
- 既刊と同じ通常版でそろえたい
物語の続きを確認することが目的なら、通常版で不足はありません。
今回の10巻は本編だけでも大きな転換点を迎えるため、まず続きに集中したい人には十分な内容です。
小冊子付き特装版の内容
紙の小冊子付き特装版は1,375円(税込)です。
スターツ出版の新刊発表によると、40ページの小冊子には次の内容が収録されています。
- 富樫じゅんさん描き下ろしの夏祭りデート・ショートコミック
- 原作者クレハさんの書き下ろしショートストーリー
- コミカライズ第1話のネーム
- カラーイラストポストカード
玲夜と柚子の夏祭りデートは、本編の事件とは少し離れた二人の時間を味わえる追加エピソードです。
本編では一族の問題や花嫁をめぐる争いが続くため、二人が同じ景色を見て過ごす短い時間には、ページ数以上の意味があります。事件の合間にある穏やかな表情を拾いたい人ほど、特装版との相性がよいでしょう。
第1話のネームを収録している点も見逃せません。
ネームは、漫画のコマ割りや人物の配置、セリフの流れを組み立てる設計図のようなものです。完成原稿と見比べれば、柚子と玲夜の出会いが、どのような視線の誘導や間を経て描かれたのかを知る手がかりになります。
追加の物語だけでなく、漫画が形になるまでの過程にも興味がある人には、かなり密度の高い小冊子です。
通常版と紙特装版の比較
<table> <thead> <tr> <th>比較項目</th> <th>通常版</th> <th>紙の特装版</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>価格</td> <td>803円(税込)</td> <td>1,375円(税込)</td> </tr> <tr> <td>本編</td> <td>収録</td> <td>収録</td> </tr> <tr> <td>40ページ小冊子</td> <td>なし</td> <td>あり</td> </tr> <tr> <td>夏祭りデート漫画</td> <td>なし</td> <td>あり</td> </tr> <tr> <td>書き下ろし小説</td> <td>なし</td> <td>あり</td> </tr> <tr> <td>第1話ネーム</td> <td>なし</td> <td>あり</td> </tr> <tr> <td>カラーポストカード</td> <td>なし</td> <td>あり</td> </tr> <tr> <td>おすすめの人</td> <td>本編を読みたい人</td> <td>追加エピソードも欲しい人</td> </tr> </tbody> </table>
通常版と特装版の価格差は572円です。
その差額で40ページの小冊子とポストカードが付くため、玲夜と柚子の本編外の時間や制作資料に興味があるなら、特装版を選ぶ理由は十分にあります。
反対に、特典を保存する習慣がなく、物語の続きだけ読めれば満足という人は通常版で問題ありません。
推しの夏祭りデートを「追加資料」と呼べるほど、私はまだ冷静ではありません。ただ、購入判断としては、自分が欲しいのが本編なのか、本編の外側まで含めた一冊なのかで選ぶのが一番分かりやすいでしょう。

『鬼の花嫁』10巻の電子特装版は紙版と何が違う?
電子書籍でも通常版と特装版が配信されていますが、紙の冊子や物理的なポストカードは付きません。保管方法と読み方を基準に選びましょう。
『鬼の花嫁』公式特設サイトでは、電子通常版と電子特装版が2026年7月10日からコミックシーモアで先行配信されたと案内されています。
電子版の価格は利用する電子書店の販売画面で確認してください。ポイント還元やクーポン、キャンペーンによって実際の支払額が変わることがあります。
電子特装版には、特装版用の追加コンテンツが電子データとして収録されます。
ただし、紙版に付く物理的な小冊子やカラーポストカードそのものが発送されるわけではありません。
紙特装版が向いている人
- 40ページ小冊子を本として残したい
- ポストカードを手元に置きたい
- 本棚を通常版と同じ紙でそろえたい
- ネームを紙面でじっくり見比べたい
電子特装版が向いている人
- スマートフォンやタブレットですぐ読みたい
- 本棚のスペースを増やしたくない
- 拡大しながら絵やネームを確認したい
- 外出先でも追加コンテンツを読みたい
電子書店では「鬼の花嫁10巻」と「鬼の花嫁10巻特装版」が別商品として並ぶことがあります。
表紙画像だけで選ばず、商品名に「特装版」と書かれているか、追加収録の説明があるかを確認してください。
また、通常版を先に購入し、あとから特装版も買う場合、本編部分は重複します。追加コンテンツだけを別売りしているとは限らないため、購入前の確認が必要です。
電子コミック誌「noicomi」や話売り版で該当話をすでに読んでいる人も、本編が重複します。
単行本は複数話をまとめて読めることや、特別収録、特装版コンテンツに価値があります。「未読の本編を買う」のか、「まとめ読みと追加収録のために買う」のかを分けて考えると選びやすくなります。
『鬼の花嫁』漫画10巻には何話が収録されている?
漫画10巻には第48話から第52話までが収録され、ミコトと龍をめぐる事件が決着へ向かいます。
収録話は次の5話です。
- 第48話「玲夜の裏切り」
- 第49話「柚子の本当の気持ち」
- 第50話「玲夜、ミコトに鉄槌を下す」
- 第51話「龍に護られし娘」
- 第52話「プロポーズは桜の木の下で」
電子コミック誌では「noicomi」vol.159、161、164、165、167に掲載された内容にあたります。
すでに該当号や話売り版を購入している人は、単行本との重複に注意してください。
10巻のあらすじ
龍の攻撃を受けた柚子は、なんとか一命を取り留めます。
けれど、傷が癒えれば不安まで消えるわけではありません。玲夜が一龍斎ミコトを連れてホテルへ入る場面を目撃した柚子は、彼を信じたい気持ちと、何も知らされていない孤独の間で揺れます。
玲夜にはミコトへ近づかなければならない目的がありました。
一方で、柚子を危険から遠ざけようとするあまり、その理由を十分に伝えられていません。10巻では玲夜の行動の真意、龍の力が暴走した理由、そして「最初の花嫁」をめぐる真実が明らかになります。
これは、ただ誤解が解けて悪役が裁かれる巻ではありません。
玲夜は柚子を守ろうとしています。しかし、柚子にとっては、事情を知らされないこと自体が「また自分だけが置き去りにされるのではないか」という不安につながります。
柚子は家族から大切にされなかった記憶を抱えてきました。
そのため、玲夜の愛情がどれほど強くても、沈黙が続けば過去の痛みと結びついてしまいます。守るための秘密が、守りたい相手を孤独にする。このすれ違いが、10巻の恋愛描写を単純な溺愛だけでは終わらせていません。
個人的に注目したいのは、第49話から第52話へ進むなかで、柚子が自分の本当の気持ちを見つめ直していく点です。
玲夜の行動を待つだけではなく、自分が何に傷つき、何を望んでいるのかを言葉にしていく。柚子の変化があるからこそ、桜の木の下の場面は、玲夜から一方的に与えられる幸福ではなく、二人が選び直した関係として読めます。
玲夜の愛情表現は強い。非常に強い。けれど、愛の大きさと説明の丁寧さは別の項目です。しずくとしては、今後も二人には定期的な話し合いを強く推奨したいところです。
『鬼の花嫁』10巻の店舗特典はまだもらえる?
10巻には書店別の購入特典や有償特典がありますが、いずれも数量限定です。2026年7月22日時点の在庫は各店舗で確認する必要があります。
スターツ出版公式特設サイトの「7/10発売!『鬼の花嫁』コミックス新刊&公式ファンブック購入特典」と、2026年7月7日の新刊発表では、次の特典が案内されました。
10巻の購入特典
通常版または特装版の購入者を対象に、A6サイズのカラーポストカードが用意されています。
実施書店は、応援店共通として次の3チェーンです。
- TSUTAYA
- アニメイト
- 書泉
一部対象外店舗があり、特典はなくなり次第終了します。
通販で購入する場合も、通常の商品ページと「特典付き」商品ページが分かれていることがあります。注文確定前に、商品名や特典欄を確認しましょう。
書泉の有償特典
書泉では、プレート型アクリルスタンド付きの有償特典販売が案内されました。
アクリルスタンド部分の価格は2,200円(税込)です。
書籍との合計価格は、出版社の発表時点で次のように案内されています。
- 通常版とのセット:3,003円(税込)
- 特装版とのセット:3,575円(税込)
これは無料で付く店舗特典ではなく、書籍とアクリルスタンドをセットで購入する商品です。
「特装版を購入すればアクリルスタンドも含まれる」という意味ではありません。
特装版に含まれるのは40ページ小冊子とカラーポストカードであり、書店の有償アクリルスタンドは別の商品構成です。
TVアニメ放送記念フェア
2026年7月10日からは、noicomi COMICS『鬼の花嫁』フェアも実施されています。
対象書籍を購入すると、全5種のボイス付きかるた風カードから1冊につき1種が配布されます。
対象書籍は、通常版1巻から10巻と、4巻・8巻・10巻の小冊子付き特装版です。
カードには共通の二次元コードが付き、期間限定でTVアニメのキャラクターボイスを聴ける仕様と案内されています。
さらに、紙コミックスの裏表紙にあるバーコードを読み取って参加するスタンプラリーも行われています。過去に購入した紙コミックスも対象です。
特典を目的に購入するときは、次の3点を確認してください。
- 注文する商品に特典が付くと明記されているか
- 特典の在庫が残っているか
- 無料特典か有償セットか
小冊子、書店ポストカード、フェアカード、有償アクリルスタンドは、それぞれ条件が違います。
特典名が多くなると、注文画面が一瞬だけ異界への入口に見えてきます。落ち着いて一つずつ確認すれば、届いたあとに「これは付かない方だったのか」と肩を落とさずに済みます。

『鬼の花嫁』漫画11巻の発売日はいつ?
2026年7月22日現在、『鬼の花嫁』漫画11巻の発売日は正式発表されていません。
スターツ出版の『鬼の花嫁』公式特設サイト、新刊情報、紙コミックス商品一覧には、11巻の発売日や価格は掲載されていません。
新刊通知サイトや書店データベースに予想日が表示されることがありますが、出版社による確定情報とは限らないため注意が必要です。
直近の通常版コミックスは、次の日程で発売されました。
<table> <thead> <tr> <th>巻数</th> <th>発売日</th> <th>前巻からの間隔</th> </tr> </thead> <tbody> <tr> <td>8巻</td> <td>2025年12月26日</td> <td>―</td> </tr> <tr> <td>9巻</td> <td>2026年3月27日</td> <td>約3か月</td> </tr> <tr> <td>10巻</td> <td>2026年7月10日</td> <td>約3か月半</td> </tr> </tbody> </table>
この2回の間隔だけを見ると、11巻も数か月後に発売されるのでは、と考えたくなります。
ただし、コミックスの刊行時期は、連載話数の蓄積、単行本作業、描き下ろし、出版社の刊行計画によって変わります。直近の間隔だけで発売月を断定することはできません。
10巻に収録されたのは第52話までで、公式特設サイトでは話売り版の「noicomi鬼の花嫁 53巻」が2026年7月10日に先行配信されたと案内されています。
次巻分の物語は動き始めていますが、単行本として必要な話数がそろう時期や、11巻の収録範囲はまだ公表されていません。
発売日を確認する際は、次の順で情報を見ると安心です。
- スターツ出版の公式特設サイト
- スターツ出版の新刊情報
- 『鬼の花嫁』作品公式のお知らせ
- noicomiの新刊案内
- 書店の予約ページ
書店に予約ページが現れても、発売予定日は変更されることがあります。出版社または作品公式の発表が出た段階で、確定情報として扱うのが安全です。
ここからは私の見通しですが、11巻もアニメ放送や書店フェアと結びつけて大きく告知される可能性があります。
10巻は、TVアニメが2026年7月4日に放送を開始した6日後に発売されました。同日には特装版と公式ファンブックも並び、新しく作品を知った人が漫画へ進みやすい売り場が作られています。
シリーズ累計発行部数も、スターツ出版の2026年7月新刊発表では、紙コミックス・電子コミック・小説を含め750万部突破と案内されました。
映像化によって読者が増える時期だからこそ、11巻でも通常版だけでなく、特典やフェアが展開される可能性は考えられます。
ただし、これは宣伝方法についての予想です。11巻の発売時期や特装版の有無を示す公式情報ではありません。
新刊日は、待っている側にとって小さくない予定です。「予想」が検索結果を歩いているうちに「決定」に着替えてしまうこともあります。カレンダーへ書き込むのは、正式発表のあとにしましょう。
『鬼の花嫁』原作小説の最新刊はどれ?
原作小説の最新刊は『鬼の花嫁エピソード0~それぞれの追憶~』で、2026年3月27日に発売されました。
著者はクレハさん、イラストは白谷ゆうさん。スターツ出版文庫から刊行されています。
『鬼の花嫁 新婚編五~天狗からの求婚~』は2025年12月26日発売の本編続編ですが、その後、2026年3月27日に『エピソード0~それぞれの追憶~』が刊行されました。
そのため、発売日を基準にした原作小説の最新刊は『エピソード0』です。
『鬼の花嫁エピソード0』の内容
『エピソード0~それぞれの追憶~』には、本編で詳しく語られなかった過去を描く4つの短編が収録されています。
- 千夜と沙良のなれ初めを描く物語
- 若き玲夜の学生時代
- 花梨の幼少期から現在まで
- 最初の花嫁をめぐる物語
玲夜と柚子の出会い以前に何があり、それぞれの人物がどのような時間を過ごしてきたのかを補う一冊です。
漫画10巻では「最初の花嫁」の真実が重要な鍵になります。
そのため、10巻を読んだあとに『エピソード0』へ進むと、物語の過去と現在がつながりやすくなります。最新刊同士が同じ事件を直接続けているわけではありませんが、世界観を深める組み合わせとして相性がよいでしょう。
新婚編の続きが読みたい場合は?
柚子と玲夜の結婚後の物語を時系列で追いたい人は、『鬼の花嫁 新婚編五~天狗からの求婚~』を選びましょう。
新婚編五では、天狗のあやかしである烏羽家と鬼龍院家の因縁が動き出します。
烏羽家は鬼への復讐を企てる一方、柚子が烏羽家当主にとっても「花嫁」であることが明らかになります。玲夜と天狗のあやかしが柚子をめぐって対立し、花嫁という運命の仕組みそのものが問い直されていきます。
整理すると、選び方は次のとおりです。
- 発売日の新しい原作小説を読みたい:『エピソード0』
- 登場人物の過去を知りたい:『エピソード0』
- 新婚編の続きが読みたい:『新婚編五』
- 柚子と玲夜の物語を最初から読みたい:『鬼の花嫁~運命の出逢い~』
漫画の最新刊が10巻だからといって、小説も10巻という数え方ではありません。
原作小説には本編、新婚編、短編集、エピソード0があり、書名で区別する必要があります。巻数だけを頼りに探すと、書店の棚で静かに迷子になります。シリーズ名の後ろまで確認してください。
『鬼の花嫁』公式ファンブックは買うべき?
物語の続きではなく、キャラクターや世界観、描き下ろし作品をまとめて楽しみたい人に向いた関連書籍です。
『鬼の花嫁 公式ファンブック』は、漫画10巻と同じ2026年7月10日に発売されました。
価格は1,980円(税込)、ISBNは「978-4-8137-6624-7」です。
スターツ出版の公式発表では、次の内容が案内されています。
- キャラクターの詳細プロフィール
- あやかしが暮らす世界の設定解説
- イラストギャラリー
- 名場面を振り返るすごろく
- 富樫じゅんさんの描き下ろし漫画
- クレハさんの書き下ろし小説
ファンブックは漫画11巻の代わりになる続刊ではありません。
本編の先を読みたい人は10巻、登場人物や世界の仕組みを整理したい人はファンブック、と目的が異なります。
特に、TVアニメや実写映画から『鬼の花嫁』を知った人には、鬼龍院家、あやかし、花嫁制度、人物関係をまとめて確認できる資料になります。
2026年7月の新刊展開では、通常版、特装版、ファンブックという三つの入口が同時に用意されました。
本編だけを読みたい人、追加の二人を見たい人、世界そのものを掘り下げたい人。それぞれの読み方に合わせた構成です。
親切な選択肢ではあるのですが、三冊を並べられると「選べる」より先に「全部気になる」が始まります。本という扉は三つ。財布は一つです。収録内容を見て、今いちばん知りたいものから選びましょう。
『鬼の花嫁』最新刊情報から考える今後の注目点
ここからは、公式発表ではなく、現在の刊行状況を踏まえた私の考察です。
『鬼の花嫁』10巻で重要なのは、ミコトとの対決が進んだことだけではありません。
柚子と玲夜の関係が、守る者と守られる者という形から、互いの意思を確かめて選び合う関係へ移ろうとしている点にあります。
玲夜は強く、柚子を守る力も立場も持っています。
けれど、相手を危険から遠ざけるために情報を伏せれば、柚子は自分だけが置き去りにされたように感じます。玲夜の判断は愛情から生まれていても、その愛情が柚子へ正しく届くとは限りません。
一方の柚子も、玲夜から愛されるだけの人物ではなくなっています。
不安を抱えながら、自分は何を信じたいのか、玲夜とどのような関係を築きたいのかを選び始めました。10巻の節目は、柚子が運命の花嫁として選ばれた物語から、自分の意志で玲夜を選ぶ物語への移行とも読めます。
11巻以降では、事件の規模や新たな敵だけでなく、二人がどのように言葉を交わすかが見どころになるでしょう。
溺愛という言葉は、玲夜の強い愛情を端的に表します。ただ、長く心に残るのは愛情の量だけではありません。
傷を抱えた柚子が、愛されている事実を少しずつ自分の中へ迎え入れること。玲夜が守るだけでなく、柚子の不安を聞き取ること。その積み重ねが描かれるから、『鬼の花嫁』は運命だけで完結しない物語になっています。
10巻の特装版に夏祭りデートが収録されたことにも、少し意味を感じます。
本編では龍や一族の問題が二人の周囲を揺らしますが、小冊子では事件の外にある時間を受け取れます。大きな運命の物語ほど、何も起きない一日の描写が人物の幸福を具体的にしてくれるものです。
次巻の発売日を待つ間に見たいのは、派手な事件の予兆だけではありません。
柚子が安心して笑える時間が、特別な奇跡ではなく日常になっていくかどうか。そこに、この物語の本当の到着点があるのではないかと私は考えています。
『鬼の花嫁』最新刊と11巻情報まとめ
『鬼の花嫁』漫画最新刊は10巻で、2026年7月10日に発売されました。
通常版は803円(税込)、紙の小冊子付き特装版は1,375円(税込)です。特装版には、夏祭りデートの描き下ろし漫画、クレハさんの書き下ろしショートストーリー、第1話ネーム、カラーポストカードを収録した40ページの小冊子が付きます。
電子版にも通常版と特装版がありますが、紙の小冊子や物理的なポストカードは付きません。商品名と収録内容を確認して選びましょう。
10巻の本編は第48話から第52話まで。ミコトと龍をめぐる事件、「最初の花嫁」の真実、玲夜と柚子のすれ違いが大きく動きます。
漫画11巻の発売日は、2026年7月22日現在未発表です。過去の刊行間隔による予想ではなく、スターツ出版や作品公式からの告知を待つ必要があります。
原作小説の最新刊は、2026年3月27日発売の『鬼の花嫁エピソード0~それぞれの追憶~』です。新婚編の物語を続けて読みたい場合は、2025年12月26日発売の『新婚編五~天狗からの求婚~』を選んでください。
発売日を待つ時間は、物語が止まっている時間ではありません。
10巻を読み返すと、玲夜の沈黙に隠れた不器用さや、柚子が自分の意思を言葉にしようとする強さが、最初に読んだときより鮮明に見えてきます。次の一冊が届くまで、桜の木の下へ続いた二人の歩みを、もう一度たどってみるのもよさそうです。
よくある質問
『鬼の花嫁』漫画の最新刊は何巻ですか?
最新刊は10巻です。通常版と小冊子付き特装版が、2026年7月10日に発売されました。
『鬼の花嫁』10巻の通常版と特装版の違いは何ですか?
本編は共通です。特装版には、夏祭りデートの描き下ろし漫画、書き下ろし小説、第1話ネームなどを収録した40ページ小冊子とカラーポストカードが付きます。
『鬼の花嫁』漫画11巻の発売日は決まっていますか?
2026年7月22日現在、スターツ出版から正式な発売日は発表されていません。新刊通知サイトなどの予想日は確定情報ではありません。
執筆:月白しずく



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