Netflixドラマ『九条の大罪』は、第10話までの全10話構成です。2026年4月2日に全話が一挙配信され、最終話まで続けて視聴できます。
原作漫画の結末まで映像化した作品ではなく、第10話は「暴力の連鎖」の途中で終了します。この記事では、全話一覧、視聴時間、原作の対応範囲、最終話の意味を整理します。
※この記事には、ドラマ第10話までの展開と原作漫画の収録範囲に関するネタバレが含まれます。
九条の大罪ドラマは全何話?第10話まで一挙配信
Netflixシリーズ『九条の大罪』は、全10話です。
2026年4月2日にNetflixで世界独占配信が始まり、第1話から第10話までが同日に公開されました。毎週1話ずつ追加される形式ではないため、現在は最終話までまとめて視聴できます。Netflixの公式発表でも「全10話(一挙配信)」と明記されています。Netflix について
基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | Netflixシリーズ『九条の大罪』 |
| 話数 | 全10話 |
| 配信開始日 | 2026年4月2日 |
| 配信形式 | 全話一挙配信 |
| 配信サービス | Netflix |
| 最終話 | 第10話「暴力の連鎖」 |
| 原作 | 真鍋昌平『九条の大罪』 |
| 主演 | 柳楽優弥 |
| 脚本 | 根本ノンジ |
| 監督 | 土井裕泰、山本剛義、足立博 |
| 音楽 | O.N.O |
| 主題歌 | 羊文学「Dogs」 |
主人公の九条間人を演じるのは柳楽優弥さん。九条法律事務所で働くエリート弁護士・烏丸真司役を松村北斗さんが演じます。
そのほか、司法ソーシャルワーカーの薬師前仁美役に池田エライザさん、半グレの壬生憲剛役に町田啓太さん、九条を追う嵐山刑事役に音尾琢真さん、伏見組の若頭・京極清志役にムロツヨシさんが起用されました。
Netflix公式は、九条を社会から厳しい目を向けられる依頼人の案件も引き受ける弁護士として紹介しています。烏丸は、その型破りな弁護方針を疑いながら九条と行動を共にする人物です。Netflix+1
全10話という長さは、週末にまとめて見ることもできる現実的な話数です。
ただし、本作は事件が解決するたびに気持ちが晴れるリーガルドラマではありません。法的な決着がついても、被害や怒り、人間関係の傷はその場に残ります。
再生ボタンは軽く押せます。ところが、一度入ると簡単には気持ちを戻してもらえません。全話一挙配信という親切な仕組みに導かれ、しずくはかなり深いところまで連れていかれました。
九条の大罪ドラマ全10話のタイトルと内容一覧
『九条の大罪』は、一つの事件だけを全10話で描く物語ではありません。
複数の事件を1話から2話ほどで扱いながら、九条、烏丸、壬生、嵐山、京極をめぐる大きな物語が後半へ向けてつながっていきます。
以下の一覧には、各話の主な事件に関するネタバレが含まれます。
| 話数 | タイトル | 主な内容 |
|---|---|---|
| 第1話 | 片足の値段 | 飲酒運転によるひき逃げ事件と、九条・烏丸の出会い |
| 第2話 | 弱者の一分 | 金本に利用され続ける曽我部と薬物事件 |
| 第3話 | 弱者の一分 2 | 曽我部が負の関係を断つために選ぶ道 |
| 第4話 | 家族の距離 | 介護施設と遺産をめぐる不正 |
| 第5話 | 家族の距離 2 | 九条と恩師・山城の対立 |
| 第6話 | 消費の産物 | 笠置雫と映像制作会社をめぐる事件 |
| 第7話 | 消費の産物 2 | 追い詰められた雫に対する九条の弁護 |
| 第8話 | 事件の真相 | 嵐山刑事が追う過去の事件 |
| 第9話 | 事件の真相 2 | 九条、壬生、烏丸の過去へ迫る捜査 |
| 第10話 | 暴力の連鎖 | 九条の弁護士資格と壬生・京極をめぐる危機 |
Netflix公式作品ページにも、各エピソードのタイトルとあらすじが掲載されています。第1話では壬生が連れてきたひき逃げ犯の弁護、第2話と第3話では金本に利用される曽我部の事件が描かれます。オリコンニュース(ORICON NEWS)
第1話から第3話までは、九条がどのような弁護士なのかを知る導入です。
九条は、依頼人が善人か悪人かを裁くのではなく、法律上どのような権利を守れるかを見ます。被害者感情や社会的な評価と、弁護士としての役割を切り離して考える人物です。
一方の烏丸は、事件が終わったあとの生活にも目を向けます。
この二人の違いがあるため、視聴者は九条の行動を一方的に正しいと受け入れずに済みます。烏丸と同じ場所で立ち止まり、疑い、ときには反発しながら九条の論理を追える構成になっています。
第4話と第5話の「家族の距離」では、介護施設と遺産を利用した不正が描かれます。
事件の中心にあるのは、老いや介護への不安です。犯罪者だけを遠い世界の人物として描くのではなく、誰の家庭にも起こり得る問題から社会の暗部へ入っていく。その距離の近さが、この作品の怖さでもあります。
第6話と第7話の「消費の産物」は、笠置雫をめぐる物語です。
雫が周囲の人間からどのように扱われ、なぜ逃げるための判断力まで失っていったのかが描かれます。出来事だけを追えば一つの事件ですが、背景にあるのは、居場所を求める人の弱さを利益へ変える構造です。
第8話以降は、嵐山刑事が追い続ける過去の事件と、九条や壬生の現在が重なります。
前半では別々に見えた事件が、同じ裏社会の人間関係へつながっていく。全10話の前半を短編型、後半を連続サスペンス型にすることで、作品の速度が途中から大きく変わります。
九条の大罪は全話で何時間?視聴時間の目安
『九条の大罪』は、1話がおおむね40分台を中心とした構成です。
Netflixの公開ページでは、エピソードによって尺が異なり、第3話は44分と表示されています。外部の作品データでは標準的な再生時間が45分とされていますが、すべての回が一律45分ではありません。
エピソードごとの表示は、Netflixへのログイン状況や利用端末によって確認方法が異なることがあります。そのため、視聴計画を立てる際は、全10話で約7時間30分から8時間程度を目安にするとよいでしょう。
| 見方 | 必要な時間の目安 |
|---|---|
| 全10話を続けて見る | 約7時間30分~8時間 |
| 2日で見る | 1日約4時間 |
| 3日で見る | 1日約2時間30分 |
| 4日で見る | 1日約2時間 |
作品の内容で区切るなら、次の分け方が理解しやすいです。
| 話数 | 主な内容 |
|---|---|
| 第1話~第3話 | 九条と烏丸の出会い、弁護士観の違い |
| 第4話~第5話 | 介護施設と遺産をめぐる事件 |
| 第6話~第7話 | 笠置雫を取り巻く搾取の構造 |
| 第8話~第10話 | 過去の事件と最終局面 |
第1話から第3話までは、九条の仕事の進め方と烏丸の立場を理解する区切りです。
第4話以降では、個別の依頼だけでなく、九条が裏社会の人間とどのような距離を取っているのかが見え始めます。第8話から第10話は一つの流れとして続くため、できれば間を空けずに見る方が人物関係を整理しやすいでしょう。
原作者の真鍋昌平さんは、全10話を鑑賞した公式コメントで、実写では俳優の息遣いや目線によって感情を表現できると語っています。また、一度見始めると最後まで進みたくなる作品であることにも触れていました。Netflix について
確かに、各話の終わりには強い引きがあります。
けれど、一気見できる作品と、一気に受け止められる作品は同じではありません。特に「消費の産物」のあとには、一度画面を閉じ、雫を取り巻いていた関係を整理する時間があってもよいと私は感じました。
自動再生は優秀です。しかし、視聴者の感情を待つ機能までは、まだ搭載されていません。
九条の大罪ドラマは原作の何巻まで?
ドラマ『九条の大罪』の原作範囲は、第1巻から第10巻前後までの複数エピソードを選び、順番や人物関係を再構成したものです。
そのため、「ドラマは原作の第10巻まで」と単純に区切ることはできません。
ドラマ前半には第1巻から第5巻付近の事件が使われ、後半には第8巻から第10巻付近へつながる人物関係や「暴力の連鎖」の序盤が取り入れられています。
原作との対応を整理すると、次のようになります。
| ドラマの編 | 原作の主な収録範囲 | ドラマ版での扱い |
|---|---|---|
| 片足の値段 | 第1巻 | 九条と烏丸の出会いへ組み込み再構成 |
| 弱者の一分 | 第1巻 | 第2話・第3話で映像化 |
| 家族の距離 | 第1巻後半~第2巻 | 第4話・第5話で映像化 |
| 消費の産物 | 第4巻~第5巻付近 | 笠置雫の事件として再構成 |
| 事件の真相 | 第8巻以前から続く人物関係を使用 | 嵐山の捜査と過去をドラマ独自の順番で整理 |
| 暴力の連鎖 | 第9巻~第11巻にまたがる長編 | 第10話では序盤のみを使用 |
第2巻の小学館公式紹介では、悪徳介護施設の遺言書詐欺と、九条の恩師である山城弁護士との対決が紹介されています。これはドラマ第4話、第5話の「家族の距離」に対応する内容です。小学館eコミックストア
後半の巻数は、特に注意が必要です。
第8巻では「検事の権限」など、九条の逮捕や弁護士資格の危機へつながる流れが進みますが、「暴力の連鎖」という編そのものは第9巻から本格的に始まります。
第9巻では、九条の逮捕や弁護士バッジ剥奪を狙う動き、京極による犯人捜し、壬生をめぐる危機が描かれます。小学館公式の内容紹介にも、九条、京極、壬生の立場が同時に揺らぐ展開が示されています。小学館コミック
第10巻には「暴力の連鎖8」から「暴力の連鎖15」までが収録されています。さらに第11巻の冒頭には「暴力の連鎖16」が収録されるため、この長編は第9巻から第11巻へまたがる構成です。小学館+1
つまり、ドラマ第10話は「暴力の連鎖」を最後まで映像化していません。
原作の長編へ入る扉を開けたところで、シーズンが終わったと考える方が正確です。
ドラマの続きは原作何巻から読めばよい?
ドラマ最終話の続きが気になる場合は、第9巻から読む方法が分かりやすいでしょう。
第10巻だけを開くと、「暴力の連鎖」の途中から読むことになります。ドラマでは省略された場面や人物関係もあるため、第9巻から入り直した方が、京極、壬生、犬飼、嵐山、九条の立場を整理できます。
ただし、ドラマ版は原作の出来事をそのまま同じ順番で並べていません。
烏丸の登場方法や九条との関係、過去の事件の見せ方も映像向けに組み替えられています。そのため、原作第9巻を読めば、ドラマ第10話の直後から同じ場面が始まるわけではありません。
続きだけを確認するつもりで開いたはずなのに、違いが気になって前の巻へ戻る。そこから第1巻まで戻ってしまう。原作比較には、ときどき逆走が発生します。
最初から原作を読む価値はある?
ドラマ版の九条と烏丸が好きになった方には、原作第1巻から読む方法もおすすめです。
同じ事件でも、漫画では説明の置き方、人物の表情、読者へ突きつけられる情報の順番が異なります。映像では俳優の声や視線が人物の感情を補いますが、漫画ではコマの間や無言の表情が、読者を事件の内側へ引き込みます。
原作者の真鍋昌平さんが実写版について、役者の息遣いや目線で感情を表せると話していたのも、この媒体の違いを示しています。Netflix について
どちらが正解という話ではありません。
ドラマは烏丸を案内役として九条の考え方へ近づき、原作は読者をより直接的に法と倫理の境界へ立たせます。同じ事件でも、立たされる位置が少し違うのです。
最終話は第10話「暴力の連鎖」|物語は完結した?
『九条の大罪』の最終話は、第10話「暴力の連鎖」です。
ただし、全10話で一つの区切りはつくものの、原作を含めた物語全体が完結する最終回ではありません。
第10話では、反社会的勢力と関係する案件を扱い続ける九条に対し、烏丸が弁護士資格を失う危険を訴えます。
同時に、犬飼の行動によって壬生と京極をめぐる状況も悪化します。嵐山の捜査、九条の弁護士としての立場、壬生の生存、京極の怒りなど、複数の問題を残したまま終了しました。
そのため、第10話を見終えて「本当にここで終わりなのか」と戸惑った方もいるでしょう。
はい、シーズンとしては第10話が最終話です。
しかし、物語上は「暴力の連鎖」の解決編ではなく、本格的な危機が始まった段階にあります。原作では、その後の展開が第10巻、第11巻にも続きます。
なぜ解決しないまま最終話を迎えたのか
ここからは、公式発表ではなく私の考察です。
ドラマが未解決の問題を残したのは、続編へつなげるためだけではないと考えています。
『九条の大罪』が描いてきたのは、法律によって事件が処理されたあとにも残るものです。
刑罰が決まっても、被害を受けた人の時間は戻りません。依頼人が釈放されても、その人が同じ環境へ戻れば、また利用される可能性があります。
九条は法律の内側で依頼人を守ります。
烏丸は、その線の外側に残された生活や家族まで見ようとします。二人の弁護士観は近づきながらも、最後まで完全には重なりません。
最終話がきれいに閉じないこと自体が、本作の主題に合っているように見えました。
法律は事件に区切りをつけられます。しかし、人の恨み、恐怖、罪悪感、失った関係まで同時に終わらせることはできません。
九条と烏丸はなぜ同じ弁護士にならないのか
九条と烏丸は、互いの考え方を理解し始めます。
それでも、烏丸が九条と同じ弁護士になるわけではありません。
九条は、自分が弁護士として守れる範囲を冷静に見極めます。依頼人の人生すべてを救おうとせず、法律の中で最大限の利益を確保しようとします。
烏丸は、依頼人の家族や事件後の生活にも手を伸ばそうとします。
その姿勢は九条から見れば危うく、烏丸から見れば九条の割り切りは冷たく映る。どちらかが完全に正しいのではなく、二人の間に答えが置かれています。
私は、烏丸が九条の思想をそのまま受け継がなかったことに、ドラマ版の強さを感じました。
烏丸は九条を理解し、彼の危険を心配し、それでも同じ人物にはならない。
九条を否定するのではなく、九条とは異なる方法で依頼人を守ろうとする。その可能性が見えたからこそ、第10話は終点であると同時に、烏丸という弁護士の始点にもなっています。
九条の大罪シーズン2はある?
2026年7月12日時点で、『九条の大罪』シーズン2の制作決定は公式発表されていません。
Netflixの公式作品ページと公式発表で確認できるのは、全10話の配信情報までです。シーズン2については、Netflixからの正式な案内を待つ必要があります。Netflix+1
ただし、続編を制作できる原作範囲は十分に残っています。
第10話では「暴力の連鎖」が完結しておらず、九条の弁護士資格、嵐山の捜査、壬生と京極の関係、烏丸の今後も未解決です。
物語の構造だけを見れば、次のシーズンへ続けられる終わり方といえます。
一方で、続きを作れることと、制作が決まっていることは別です。
配信成績、制作スケジュール、出演者の調整などが関わるため、「シーズン2確定」「続編決定」と断定することはできません。
個人的には、続編で最も見たいのは新しい事件だけではありません。
九条のそばで彼の方法を知った烏丸が、次にどのような弁護を選ぶのか。九条の合理性を受け継ぐのか、それとも事件後の人生まで抱えようとするのか。
二人が再び同じ法律事務所に立ったとしても、第1話と同じ関係には戻れないでしょう。
一度見えてしまった境界線は、知らなかった頃のようには踏み越えられません。
よくある質問
九条の大罪ドラマは全何話ですか?
Netflixドラマ『九条の大罪』は、全10話です。
2026年4月2日に第1話から第10話まで一挙配信されました。
九条の大罪の最終話は何話ですか?
最終話は、第10話「暴力の連鎖」です。
ただし、「暴力の連鎖」という物語自体は完結しておらず、原作では第10巻、第11巻にも続きます。
九条の大罪は原作の何巻までですか?
第1巻から第10巻前後までの複数エピソードが使われています。
巻数順の映像化ではなく、事件や人物関係を選んで再構成しているため、単純に「第10巻まで」とは区切れません。
ドラマの続きは原作何巻から読めますか?
最終話の続きを知りたい場合は、原作第9巻から読むと流れを把握しやすくなります。
第10巻には「暴力の連鎖8」以降が収録されているため、第10巻だけでは長編の途中から読むことになります。
九条の大罪は一日で見終わりますか?
全10話の視聴時間は、約7時間30分から8時間程度が目安です。
一日で見ることも可能ですが、重い事件が続くため、2日から4日ほどに分けた方が人物関係とテーマを整理しやすいでしょう。
九条の大罪シーズン2は決定していますか?
2026年7月12日時点では、シーズン2の制作決定は公式発表されていません。
原作の続きと未解決の人物関係は残っていますが、Netflixの正式発表を待ちましょう。
まとめ
Netflixドラマ『九条の大罪』は、第10話までの全10話構成です。
2026年4月2日に全話が一挙配信され、最終話「暴力の連鎖」まで視聴できます。
重要なポイントを整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全話数 | ドラマ『九条の大罪』は全10話 |
| 配信開始日・配信サービス | 2026年4月2日にNetflixで一挙配信 |
| 最終話 | 第10話「暴力の連鎖」 |
| 全話の視聴時間 | 約7時間30分~8時間 |
| 原作の使用範囲 | 原作第1巻から第10巻前後の事件を再構成 |
| 「暴力の連鎖」の原作範囲 | 第9巻から第11巻にまたがる長編 |
| ドラマ版での完結状況 | 第10話では「暴力の連鎖」は完結していない |
| 続きを読む場合のおすすめ | 原作第9巻から読むと分かりやすい |
| シーズン2の発表状況 | 2026年7月12日時点で未発表 |
全10話という数字だけを見れば、週末に見終えられる長さです。
けれど、九条が依頼人を守るたび、視聴者には別の問いが残されます。法律に従った判断と、人として納得できる答えが一致しないとき、私たちは何を正義と呼ぶのでしょうか。
第10話で映像は止まります。
それでも、九条と烏丸が両側から見つめていた境界線は消えません。物語の続きを待つ時間まで、私たちはその線の前に立たされることになりそうです。
月白しずく(momoiroblog専属ライター)



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