『ブラッサム』で加賀まりこさんが演じるのは、80歳をこえても書き続け、ベストセラー作家となった1980年代の葉野珠です。
若き日の珠を演じる石橋静河さんから、人生の終盤を生きる加賀まりこさんへ。そこには単なる「老年期への交代」ではなく、激動の時代を走り抜いた女性が、どんな顔で自分の人生を振り返るのかという大きな見どころがあります。
『ブラッサム』晩年の葉野珠はどんな人物?加賀まりこが演じる役柄
まず押さえておきたいのは、加賀まりこさんが演じる葉野珠が、若い頃とは別人になるわけではないということです。
石橋静河さんが演じる珠が、関東大震災や戦争、結婚と離婚、倒産、借金など幾度もの出来事をくぐり抜け、その先でたどり着いた1980年代の姿を加賀さんが担います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 連続テレビ小説『ブラッサム』 |
| 晩年の葉野珠役 | 加賀まりこ |
| 若き日の葉野珠役 | 石橋静河 |
| 晩年の時代 | 1980年代 |
| 晩年の珠 | 80歳をこえてベストセラー作家となり、毎日の執筆を続ける人気作家 |
| モデル | 作家・宇野千代 |
| 放送 | 2026年度後期のNHK連続テレビ小説 |
2026年8月20日時点の報道では、『ブラッサム』は9月28日放送スタートと案内されています。宇野千代をモデルにしながら、その生涯を大胆に再構成したフィクションとして描かれる作品です。
加賀さんが担当する1980年代の珠について、NHKは人気作家となった後も毎日の執筆を欠かさず、精力的に活動を続けている人物と説明しています。
ここが、とても大事だと思うのです。
朝ドラの主人公というと、苦労を乗り越え、夢をかなえたところで物語が一区切りになる作品もあります。
ところが『ブラッサム』の珠は違う。
成功したあとも書いている。
80歳をこえたあとも、昨日までの肩書だけで生きるのではなく、今日も机に向かう。
作家という仕事が、珠にとって「達成した夢」ではなく、「生きることそのもの」になっていることが見えてきます。
制作統括の村山峻平さんも、珠を「80歳をこえても現役で、ものを書き続ける作家」と位置づけています。スポニチでも同じ役柄が紹介され、加賀さんの朝ドラ出演は2004年『天花』以来22年ぶりと報じられました。
成功したから終わりではない。
年を重ねたから静かに余生を送るわけでもない。
まだ書く。
まだ好奇心がある。
まだ自分の人生を面白がっている。
晩年の葉野珠は、そんな女性になりそうです。
『ブラッサム』を追っていると、放送だけでなく今後のイベントや展示などで東京へ足を運びたくなる人もいるかもしれません。
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加賀まりこが描く晩年の珠は「ちょいと抜けた85歳」
加賀まりこさん自身が明かした演技プランも、晩年の葉野珠を考えるうえで欠かせません。
加賀さんは珠について、個性の強い女性でありながら、少し抜けたところのある85歳で、突然スキップするようなチャーミングな人物にしたいという趣旨のコメントを寄せています。
この「突然スキップする85歳」という発想。
私は、かなり好きです。
なぜなら、『ブラッサム』の晩年を単純な「偉大な作家の老後」にしないからです。
偉業を成し遂げた人物を描くとき、作品はどうしてもその人を立派に見せようとします。
重厚な言葉を語らせ、静かに人生を振り返らせ、周囲から尊敬される存在として描く。
もちろん、それも一つの方法でしょう。
でも加賀さんが考えている珠は、もう少し軽い。
書斎では毎日原稿に向かっているのに、ふとした瞬間にはスキップしてしまう。
人生経験は誰より豊富なのに、どこか子どものような部分を失っていない。
このギャップがあるからこそ、葉野珠という人物が「歴史上のすごい女性」ではなく、生身の人間として見えてくるのではないでしょうか。
制作統括の村山さんが表現したのは、幸せを運ぶ「花咲かおばあちゃん」のような存在。
それも、ただ穏やかなおばあちゃんという意味ではなさそうです。
珠は、若い頃からずっと荒波の中を前へ進んできた人物です。
山口・岩国で育ち、故郷を離れ、東京で作家への道を切り開く。
その途中には、関東大震災や戦争があり、結婚と離婚があり、仕事上の失敗や借金もある。スポーツニッポン+1
それでも80代になった珠が、眉間にしわを寄せて人生を語るのではなく、突然スキップする。
そこに私は、『ブラッサム』というタイトルが目指しているものを少し感じます。
人生がずっと順風満帆だったから、最後に花が咲くのではない。
何度散らかしても、また咲く。
そういう生命力を、加賀まりこさんの珠は見せてくれるのかもしれません。
加賀さん自身が長いキャリアの中で、個性の強い女性から親しみのある人物までさまざまな役柄を演じてきたことを考えると、ただ威厳のある晩年像にはならないはず。
演技の「抜き」がある人だからこそ、珠の強さがかえって自然に見える。
私はそこをかなり楽しみにしています。
加賀まりこは朝ドラ22年ぶり|『私の青空』の「珠ちゃん」と不思議な縁
今回のキャスティングには、もう一つ面白い偶然があります。
加賀まりこさんが朝ドラに出演するのは、1985年『澪つくし』、2000年『私の青空』、2004年『天花』に続く形となり、朝ドラ出演は22年ぶりです。
さらに加賀さんは、『私の青空』でも「珠ちゃん」と呼ばれる人物を演じていました。
役名は北山珠江。
ヒロインの母で、大間のまぐろ漁師のおかみさんという人物でした。
加賀さん自身、『私の青空』の珠江を今でも役名まで覚えているほど思い入れのある役として振り返っています。
そして今回演じる主人公も「葉野珠」。
同じ朝ドラという場所で、26年前に演じた「珠ちゃん」と、もう一度「珠」という名前で出会うことになりました。
俳優人生というものは、不思議です。
同じ名前でも、片方は漁師のおかみさん。
もう片方は80歳をこえた人気作家。
まったく違う女性なのに、長い時間を隔てて「珠」という名前が再び加賀まりこさんのところへ帰ってきました。
偶然ではあるのでしょう。
けれど、こういう偶然を知ってからドラマを見ると、少しだけ場面の見え方が変わります。
加賀さんは今回のコメントを「珠という名の女」という言葉から始めています。
そして最後には、珠という名前に守ってもらいながら演じたいという思いを明かしていました。スポーツニッポン
長いキャリアを歩いてきた俳優と、長い人生を歩いてきた役。
そこに、昔演じた「珠」という名前まで重なる。
これは企画上の設定だけでは生まれない、俳優本人の時間が役に流れ込む面白さです。
石橋静河から加賀まりこへ|二人で一人の葉野珠をどうつなぐ?
『ブラッサム』で私が特に注目しているのは、石橋静河さんと加賀まりこさんが、どのように一人の葉野珠をつなぐのかという点です。
同一人物の若年期と晩年を別の俳優が演じる作品では、似せることが正解とは限りません。
声の高さ。
歩き方。
笑い方。
相手を見るときの目線。
怒ったときの間。
そうした細部がどこまで引き継がれるのか。
逆に、年月によってどこが変化するのか。
そこに、その人物が「人生を生きた時間」が表れます。
石橋静河さんは、加賀まりこさんと松たか子さんの出演決定を受け、二人が珠の人生のゴールに立っていると思えば、山あり谷ありの人生を恐れず走れるという趣旨のコメントを寄せています。
この言葉が、とてもいい。
通常、若い人物を演じる俳優にとって、その役が老後にどうなるかは想像するしかありません。
でも今回は、未来の珠が加賀まりこさんの姿で存在している。
どれだけ失敗しても。
どれだけ道を間違えても。
80歳をこえた先で、珠はまだ書いている。
しかも、スキップするかもしれないくらい元気です。
視聴者にとっても、それはかなり大きな意味を持つのではないでしょうか。
朝ドラでは、主人公が苦しい状況に追い込まれる回が続くことがあります。
そんなとき、私たちはつい心配してしまう。
この失敗から立ち直れるのだろうか。
この人間関係はどうなるのか。
夢は途切れないのか。
でも『ブラッサム』では、早い段階から「晩年の珠」という存在が発表されています。
つまり、どれほど物語が荒れても、珠の物語はそこで終わらないと知っている。
制作統括の村山さんも、加賀まりこさんと松たか子さんが演じる二人を、前へ進んだ先にある「微かな光」を感じさせる存在として説明しています。
これはドラマの構造として、かなり面白いポイントです。
未来が分かることでネタバレになるのではなく、むしろ現在の苦労を安心して見守れる。
ゴールを隠すのではなく、未来の珠を先に見せることで、若い珠の一歩一歩に意味を持たせるのです。
石橋さんから加賀さんへ葉野珠が渡される瞬間。
おそらく私は、そのとき若い珠の姿を重ねてしまうと思います。
同じ仕草があるのか。
昔から変わらない癖が残っているのか。
それとも、すっかり柔らかくなっているのか。
朝ドラは毎朝15分ずつ積み重なるからこそ、年齢を重ねた主人公の表情に、それまでの何十時間分もの記憶が重なります。
晩年の珠が一度笑うだけで、若い頃の何十もの場面を思い出す。
そういう瞬間が来るドラマなのではないかと、私は期待しています。
『ブラッサム』の放送や関連情報を追い始めると、今後イベントや作品ゆかりの場所へ出かける予定が増える人もいるでしょう。
とはいえ、大阪から東京へ移動する場合、新幹線・飛行機・夜行バスを毎回一から比較するのは意外と手間です。
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松たか子演じる秘書・藤川優子が晩年の珠をどう映す?
晩年の葉野珠を語るなら、松たか子さん演じる藤川優子も欠かせません。
藤川優子は、葉野珠の秘書。
仕事だけではなく、公私にわたって生活を共にし、長年珠を支え続ける人物です。松たか子さんにとって『ブラッサム』は朝ドラ初出演となります。
晩年の主人公を描く作品では、本人の言葉以上に、その人を長く見てきた周囲の人物が重要になることがあります。
なぜなら、人は自分自身の変化には気づきにくいから。
若い頃はすぐ怒った人が、いつの間にか笑って受け流すようになった。
昔は誰にも頼れなかった人が、自然に誰かへ助けを求めるようになった。
本人が説明しなくても、長年そばにいた人の視線によって、その変化が伝わる。
藤川優子は、まさにその役割を担う可能性があります。
松さんは、珠の人生への憧れを胸に秘めながら寄り添いたいという思いを語っています。
ここで私が気になるのは、「秘書なのに珠へ憧れている」という関係です。
仕事として支えているだけではない。
珠の生き方そのものを見つめている。
だとすれば藤川の視線は、視聴者の視線に近くなるかもしれません。
毎朝見続けてきた私たちが、
この人、本当にいろいろあったな。
よくここまで来たな。
それでもまだ書いているんだな。
と感じる。
その感情を、藤川が隣で静かに受け止めてくれる。
そんな構図も考えられます。
そして、加賀まりこさんと松たか子さん。
この二人が同じ空間で芝居をすること自体、かなり楽しみです。
台詞をたくさん重ねなくても成立する俳優同士なので、机に座る珠と、その横で原稿を整理する藤川。
それだけでも関係性が見えてくる可能性がある。
むしろ、何でも説明しないでほしいとさえ思います。
長く一緒に暮らしてきた人たちは、毎回名前を呼ばなくても分かる。
目線一つで、今日は機嫌がいい。
原稿用紙の置き方一つで、まだ仕事をやめる気がない。
そんな積み重ねで、晩年の珠の日常が立ち上がってくれたらうれしいです。
『ブラッサム』加賀まりこの見どころは「老い」ではなく生命力
ここからは、公式発表を踏まえた私なりの考察です。
加賀まりこさんが演じる晩年の葉野珠で、一番大きなテーマになるのは「老い」そのものではなく、年齢を重ねても失われない生命力ではないかと感じています。
『ブラッサム』の主人公のモデルとなった宇野千代は、長い人生を生きた作家です。
ドラマでも葉野珠は明治、大正、昭和という時代をまたいで生き、作家としての道を切り開きます。
2026年7月には、主題歌をYOASOBIが担当し、その楽曲の原作小説を綿矢りささんが書き下ろすことも発表されました。
綿矢さんは、宇野千代の年齢を重ねても衰えない生命力を桜になぞらえて物語を書いたとコメントしています。
ここにも、晩年の珠を見るヒントがあります。
桜というと、私たちはつい若さや満開の瞬間を思い浮かべます。
けれど桜の木は、一年のほとんどを満開では過ごしません。
花が散ったあとも立っている。
冬も越える。
そして季節が巡れば、また咲く。
葉野珠の人生も、おそらく同じです。
結婚すれば完成ではない。
作家になれば完成でもない。
ベストセラーを出したら完成でもない。
人生のある地点で一度「成功」という札を貼られても、人間はその翌朝も起きて、ご飯を食べ、誰かと話し、仕事をします。
珠は80歳をこえても原稿を書く。
その姿に、この作品のテーマがかなり濃く現れるのではないでしょうか。
私は、晩年の人物を「すべてを悟った人」として描かないでほしいと思っています。
だって、85歳になったからといって急に人生の答えが分かるわけではありません。
迷うこともある。
失敗することもある。
妙なことを思いつく日もある。
そして突然スキップしたくなる日だって、たぶんある。
加賀さんが「ちょいと抜けた85歳」を考えていると知って、私はそこに少し安心しました。
完璧な晩年ではない。
人間らしい晩年です。
強い女性ではなく「何度でも立ち上がる女性」になるのでは
葉野珠を紹介するとき、「強い女性」という表現は使いやすい言葉です。
でも私は、それだけでは少し足りないと思います。
本当に強い人とは、最初から折れない人ではない。
折れたあとにも、もう一度何かを始められる人ではないでしょうか。
珠は故郷を離れ、作家への道を進み、時代の大きな変化に巻き込まれながら生きていきます。
そのたびに人生を立て直していく。
だから晩年の珠の明るさは、若い頃から何の苦労も知らない人の明るさとは違うはずです。
全部知ったうえで、なお笑っている。
失敗も知っている。
別れも知っている。
成功が永遠ではないことも知っている。
それでも今日、原稿用紙に向かう。
それでも面白いことがあれば笑う。
その姿にこそ、葉野珠という主人公の到達点があるのではないでしょうか。
加賀まりこ本人の存在感が、珠の晩年に説得力を与える
そして今回のキャスティングが面白いのは、加賀まりこさん自身も長い俳優人生を歩んできた人だということです。
1960年代から長く第一線で活動し、若い頃から強い個性を持つ俳優として知られてきました。
映画、ドラマ、舞台で数多くの人物を演じ、2000年代には『花より男子』シリーズなどを通じて若い世代にも広く知られる存在となっています。
だからこそ、加賀さんが年齢を重ねた珠として画面に現れたとき、台詞だけでは説明できない時間が映るはずです。
顔に刻まれた時間。
声の間。
立ち姿。
誰かを見る目。
俳優という仕事には、若い頃には演技だけで作らなければならなかったものを、長い年月そのものが少し助けてくれる瞬間があります。
これは決して年齢だけの話ではありません。
何十年も人間を演じ続けてきた人だからこそ出せる、余白です。
『ブラッサム』の珠もまた、何十年も人生を生きてきた人物。
役と俳優の時間が重なる瞬間を見られることが、今回の最大の楽しみかもしれません。
『ブラッサム』晩年の葉野珠を見る前に知っておきたい作品情報
『ブラッサム』は2026年度後期、NHKの連続テレビ小説第115作として放送される作品です。2026年8月20日の発表では、9月28日の放送開始が案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 連続テレビ小説『ブラッサム』 |
| 放送開始 | 2026年9月28日予定 |
| 主人公 | 葉野珠 |
| 主演 | 石橋静河 |
| 晩年の葉野珠 | 加賀まりこ |
| 藤川優子 | 松たか子 |
| モデル | 宇野千代 |
| 脚本 | 櫻井剛 |
| 主題歌 | YOASOBI |
| 主題歌原作小説 | 綿矢りさ書き下ろし |
物語の主人公・葉野珠は、明治30年(1897年)に山口県岩国で生まれます。
実母を幼くして亡くし、父と継母に育てられ、女学校卒業後は代用教員として働き始めます。
やがて故郷を離れ、東京へ。
小説の懸賞応募をきっかけに作家としての道を切り開いていきます。Real Sound|リアルサウンド
その後、関東大震災、戦争、結婚と離婚、倒産、借金など、時代にも人生にも何度も揺さぶられる。
それでも物語を書くことをやめず、80歳をこえてベストセラー作家へ。
だからこそ、加賀まりこさんが演じる晩年だけを単独で見るより、石橋静河さんの珠がどんな失敗をし、誰と出会い、何を手放してきたのかを覚えておきたいところです。
最後の珠の表情は、そこまで見てきた時間によって意味が変わるから。
朝ドラは半年間、毎朝少しずつ人物と付き合うドラマです。
今日の15分では何でもない仕草が、数か月後に急に思い出されることがある。
「あの頃の珠なら、こうしなかったな」
「昔と同じ笑い方だ」
そんな発見ができるのも、若き日と晩年を描く『ブラッサム』ならではの面白さでしょう。
『ブラッサム』の人物や時代背景まで分かると、次は作品に関わる場所やイベントへ実際に足を運びたくなることがあります。
大阪から東京へ遠征するなら、知識を集める次の一歩として「どう移動するか」まで先に決めておくと予定が崩れにくくなります。
新幹線・飛行機・夜行バスには、それぞれ時間、料金、体力面で違いがあります。
特に夜行バスは前泊費を抑えやすい一方、座席や降車場所、早朝の身支度場所まで考えて選ぶのが安心です。
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まとめ|加賀まりこの晩年の珠は『ブラッサム』の「未来の答え」になりそう
『ブラッサム』で加賀まりこさんが演じるのは、80歳をこえてベストセラー作家となり、1980年代にも毎日の執筆を続けている葉野珠です。
加賀さんの朝ドラ出演は『天花』以来22年ぶり。
そして26年前の『私の青空』でも「珠ちゃん」と呼ばれる北山珠江を演じていたという、不思議な縁もあります。スポーツニッポン
加賀さんが思い描くのは、威厳だけをまとった大作家ではありません。
少し抜けていて、突然スキップするかもしれない85歳。
ここが私は、一番楽しみです。
葉野珠の人生には、成功だけではなく、失敗も別れも揺らぎもあります。
その全部を通り抜けた先にいる女性が、難しい顔で人生訓を語るのではなく、まだ面白そうに生きている。
それだけで、若い珠がつまずく回も少し違って見える気がします。
未来には、加賀まりこさんの珠がいる。
机にはまだ原稿がある。
そしてたぶん、本人はまだ「私は完成しました」なんて思っていない。
満開になって終わる花ではなく、散ったあとにも次の季節を待つ木のように。
『ブラッサム』が描く晩年の葉野珠は、「長く生きた人」ではなく、最後まで生きることを面白がった人として私たちの前に現れるのではないでしょうか。
静河さんの珠が何度転んでも、未来の珠はもうこちらを見ています。
その笑顔にたどり着くまでの道のりを、私は毎朝少しずつ見届けたくなりました。
よくある質問
『ブラッサム』で加賀まりこは誰を演じますか?
加賀まりこさんは、1980年代の主人公・葉野珠を演じます。
80歳をこえてベストセラー作家となった後も、毎日の執筆を続ける現役作家という役どころです。
若い葉野珠を演じるのは誰ですか?
若き日からの葉野珠を演じる主演は石橋静河さんです。
石橋さんが激動の時代を生きる珠を演じ、その人生の先にいる晩年の珠を加賀まりこさんが担います。
松たか子は『ブラッサム』で何役ですか?
松たか子さんは、葉野珠を公私にわたって長年支える秘書・藤川優子役です。
松さんにとって『ブラッサム』が初めての連続テレビ小説出演となります。
情報ソース
本記事は、NHK『ブラッサム』出演者発表を主な一次情報として、2026年3月19日の出演発表に関するスポニチ、Real Sound、2026年8月20日までに公表された番組関連情報などを確認して構成しています。スポーツニッポン+2Real Sound|リアルサウンド+2
放送予定、出演者、番組内容などは変更される場合があります。最新情報はNHKの『ブラッサム』公式情報で確認してください。



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