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九条の大罪のロケ地はどこ?ドラマの撮影場所と舞台になった街を調査

横浜の雑居ビル屋上に張られたテントと街を見下ろす弁護士のシルエット ドラマ
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Netflixシリーズ『九条の大罪』の公式ロケ地は、横浜、栃木県足利市、千葉県浦安市・茂原市・市川市などです。

九条法律事務所の屋上は横浜、室内は緑山スタジオのセットで撮影されました。一方、群馬県庁や横浜の具体的なビル名には、施設名まで公式発表された情報と映像から推定された情報が混在しています。

この記事では、2026年7月12日時点で確認できる公式情報と有力候補を分け、登場話や撮影場面、ロケ地巡りの注意点まで整理します

『九条の大罪』のロケ地はどこ?公式情報を一覧で確認

『九条の大罪』では、神奈川県横浜市、栃木県足利市、千葉県浦安市・茂原市・市川市などで撮影が行われました。

群馬県については、第1話の裁判所ロビーが群馬県庁で撮影されたと報じられています。ただし、自治体の公表範囲と報道による確認を混同しないため、この記事では確認レベルを次の3種類に分けました。

  • 施設名まで公式公表:Netflix、自治体、フィルムコミッションが具体的な施設名を明記
  • 地域・撮影場所を公式公表:地域や撮影場所は公表されているが、建物名や詳細地点までは非公表
  • 映像照合による有力候補:映像と外観が似ているものの、制作側による施設名の公表は未確認

主なロケ地は、次のとおりです。

撮影場所 所在地 主な使用場面 確認状況
横浜市内の屋上 神奈川県横浜市 九条法律事務所の屋上 地域をNetflixが公式公表
緑山スタジオ 神奈川県横浜市青葉区 九条法律事務所の室内 施設名までNetflixが公式公表
群馬県庁 群馬県前橋市 第1話の裁判所ロビー Netflix発表を基にした報道で確認
足利市役所別館 栃木県足利市 警察署 施設名と設定を公式公表
境川東水門付近 千葉県浦安市 第3話 施設名と登場話を公式公表
茂原市某所 千葉県茂原市 メインロケ地 市内撮影のみ公式公表
江戸川河川敷 千葉県市川市 第6話 撮影場所と登場話を公式公表
ニューシティ21ビル 横浜市中区長者町 九条が暮らす屋上の候補 映像照合による推定

Netflixが2026年4月21日に公開した「Netflixシリーズ『九条の大罪』制作秘話&トリビア」では、九条法律事務所が物語上は東京都墨田区にあること、屋上場面を横浜で撮影したこと、室内を緑山スタジオのセットで撮影したことが明かされています。Netflix について

つまり、画面上では一つの建物に見える九条法律事務所も、実際には横浜市内の屋上とスタジオセットを編集でつないだ空間です。

ドラマの建物をそのまま探そうとすると、少し迷子になります。九条法律事務所は、現実の街と美術セットが組み合わさって完成した、映像の中だけに存在する場所だからです。

『九条の大罪』は2026年4月2日に全10話配信

Netflixシリーズ『九条の大罪』は、2026年4月2日に全10話が世界独占一挙配信されました。

原作は、『闇金ウシジマくん』でも知られる真鍋昌平さんが「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載している同名漫画です。

柳楽優弥さんが弁護士・九条間人、松村北斗さんが新人弁護士・烏丸真司を演じています。池田エライザさん、町田啓太さん、音尾琢真さん、生田斗真さん、ムロツヨシさんらも出演しました。Netflix公式ページでは、本作を社会問題に迫るヒューマンドラマとして紹介しています。Netflix

半グレや前科者など、ほかの弁護士が避けたがる依頼人も引き受ける九条。

彼は法律を守りますが、視聴者が期待する分かりやすい正義を語ってはくれません。その割り切れなさを支えているのが、法廷だけではなく、雑居ビル、警察署、川辺といった生活の匂いが残るロケーションでした。

九条法律事務所の屋上ロケ地は横浜のどこ?

結論からいうと、九条法律事務所の屋上が横浜市内で撮影されたことは公式情報です。ただし、具体的なビル名はNetflixから公表されていません。

原作でも印象的な屋上を再現するため、制作チームは慎重にロケハンを行ったと明かされています。

九条がテントを張り、街を見下ろしながら暮らす場所は、単なる奇抜な住居ではありません。本作においては、彼が法曹界に所属しながら、一般的な弁護士像から少し外れた位置にいることを一目で伝える空間になっています。

九条法律事務所は東京都墨田区にある設定

Netflixの制作トリビアによると、劇中の九条法律事務所は東京都墨田区にある設定です。

しかし、実際の屋上撮影は横浜で行われました。Netflix について

作品の舞台設定と実際の撮影場所が違うことは、ドラマでは珍しくありません。重要なのは住所の一致ではなく、窓の外にどのような街が広がり、人物がその景色の中でどう見えるかです。

九条の屋上には、高層ビルから眺めるような華やかさがありません。

古い建物の塔屋、密集した住宅や雑居ビル、生活の音が届きそうな距離感。その風景が、九条の扱う事件を遠い世界の出来事にせず、私たちの暮らす街の延長に置いていました。

ニューシティ21ビルは公式ロケ地ではなく有力候補

九条が暮らす屋上については、横浜市中区長者町9丁目の「ニューシティ21ビル」が候補として複数のロケ地情報で紹介されています。

理由として挙げられているのは、屋上の塔屋や柵、周辺建物の位置、画面に映る街並みなどの類似です。

ただし、Netflixの公式制作記事が明らかにしているのは「横浜で撮影した」という範囲まで。具体的な施設名は掲載されていません。Netflix について

そのため、ニューシティ21ビルを公式確定ロケ地として断定することはできません

映像を見比べると有力に思える場所でも、立ち入り可能な施設とは限りません。建物を利用する人の生活がある以上、情報の確度と訪問時の距離感は分けて考える必要があります。

作品の中では九条が屋上を自由に歩いていますが、私たちに同じ鍵は渡されていません。残念ながら、Netflixの契約にも屋上入場特典は含まれていないようです。

九条法律事務所の室内は緑山スタジオのセット

九条法律事務所の室内は、横浜市青葉区にある緑山スタジオのセットで撮影されました。

こちらはNetflixが施設名まで正式に明らかにしています。Netflix について

原作では一般的な雑居ビルの一室ですが、ドラマ版では、もともとナイトパブだった物件を居抜きで借りて法律事務所として使っている設定に変更されました。

室内には、法律事務所らしい書類やデスクが置かれている一方、前の店が残していったような照明や内装の気配もあります。

きれいに改装された法律事務所ではなく、過去の用途を消し切らない部屋。その選択は、前科や過去の失敗だけを理由に依頼人を切り捨てない九条の仕事とよく重なります。

もちろん、これは制作側が公式に説明した象徴ではなく、映像を踏まえた私の解釈です。

それでも、別の役割を与えられた古い部屋に、さまざまな過去を持つ人が訪れる。その組み合わせには、ドラマ版ならではの静かな説得力がありました。

※画像はAIによるイメージ

裁判所と警察署のロケ地はどこ?

第1話の裁判所ロビーは群馬県庁、警察署は栃木県足利市の足利市役所別館で撮影されたと確認できます。

ただし、両者は根拠の出方が異なります。

足利市役所別館はフィルムコミッションが施設名と劇中設定を公式公表。群馬県庁については、Netflixの制作情報を紹介したエンタメメディアの記事で、撮影場所が具体的に伝えられています。

第1話の裁判所ロビーは群馬県庁で撮影

第1話冒頭の裁判所ロビーは、群馬県前橋市の群馬県庁で撮影されました。

2026年4月22日付のシネマトゥデイの記事では、Netflixが公開した制作トリビアとして、裁判所ロビーが群馬県庁で撮影されたことが紹介されています。シネマトゥデイ

この場面で目を引くのが、正義と法を象徴するテミス像です。

記事によると、テミス像は既存の備品ではなく、ロケ地の広さに合うように美術部が発泡スチロールで制作しました。表面には蜘蛛の巣まで施されていたといいます。シネマトゥデイ

ここは、ロケ地を調べると映像の見え方が変わるポイントです。

群馬県庁という実在の建物に、撮影用のテミス像を置くことで、現実の行政空間が劇中の裁判所へ変わっています。建物を借りただけではなく、美術によって作品の思想を上書きしているのです。

法や正義を象徴する像に蜘蛛の巣がある。

それは、正義が機能していないという単純な批判だけではなく、人々が理想として掲げる正義と、実際の司法手続きの間に時間や埃が積もっているようにも見えました。

第1話の冒頭に置かれたからこそ、この像は作品全体への問いになります。

九条は正義の女神の前に立ちながら、正義を叫ぶのではなく、弁護士として法律を使う。その態度に違和感を持つか、職務への忠実さを感じるかで、視聴者の九条への印象も変わっていきます。

群馬県庁昭和庁舎まで公式確認されている?

群馬県庁の敷地には、1928年に建てられた昭和庁舎があります。

外壁や階段、廊下に歴史を感じさせる建物で、さまざまな映像作品の撮影にも利用されてきました。

ただし、今回確認できた情報では「第1話の裁判所ロビーは群馬県庁」とされていますが、昭和庁舎のどの場所が『九条の大罪』に使用されたのかまでは、一次情報で明確に確認できませんでした

そのため、昭和庁舎を独立した公式ロケ地として断定するのではなく、群馬県庁内の候補として見るのが安全です。

以前の記事で起こりやすかったのが、「群馬県内で撮影」「群馬県庁で撮影」「昭和庁舎を使用」という三つの情報を同じ確度で並べてしまうことでした。

場所を細かく書くほど親切に見えますが、根拠が追いつかなければ正確さは下がります。ロケ地記事では、分からない範囲を残すことも大切な情報です。

警察署は足利市役所別館で撮影

劇中の警察署には、栃木県足利市本城にある足利市役所別館が使用されました。

あしかがフィルムコミッションは2026年4月1日の公式SNSで、足利市役所別館が警察署の設定で使われたと明記しています。公式サイトの支援作品紹介にも、ロケ地として同施設が掲載されています。Facebook+1

項目 内容
施設名 足利市役所別館
所在地 栃木県足利市本城3丁目
劇中の設定 警察署
確認状況 施設名・警察署設定ともに公式公表
公表元 あしかがフィルムコミッション

官公庁の建物には、一般的なオフィスとは異なる規則性があります。

まっすぐな廊下、似た形の扉、整然と並ぶ机。それだけで、そこが個人の感情よりも組織の手続きが優先される場所だと伝わります。

九条と刑事たちは、事件を見る方向が異なります。

警察は容疑者を追い、事実を積み上げる。九条は、疑われている人物であっても、依頼人として権利を守る。

どちらか一方が何も考えていないわけではありません。それぞれが職務を果たすほど、二者の距離は開いていきます。

足利市役所別館が警察署として使われたことで、その対立は個人同士の口論ではなく、異なる制度が同じ事件を見ている構図として映りました。

千葉県の公式ロケ地は第3話・第6話と茂原市某所

千葉県では、境川東水門付近、茂原市某所、江戸川河川敷の3か所が公式ロケ地として公表されています。

千葉県フィルムコミッションの作品紹介によると、境川東水門付近は第3話、江戸川河川敷は第6話に登場。茂原市某所は本作のメインロケ地として使用されました。千葉県フィルムコミッション+1

第3話のロケ地は浦安市の境川東水門付近

第3話の撮影には、千葉県浦安市東野1丁目付近にある境川東水門周辺が使われました。

項目 内容
撮影場所 境川東水門付近
所在地 千葉県浦安市東野1丁目付近
登場話 第3話
確認状況 撮影場所と登場話を公式公表
撮影協力 浦安のべか舟を未来につなぐ会

千葉県フィルムコミッションの作品紹介には、境川東水門の住所とともに、境川が浦安の漁業を支えた歴史も掲載されています。撮影には「浦安のべか舟を未来につなぐ会」が協力しました。千葉県フィルムコミッション

第3話では、金本卓に関わる事件の舞台として水辺が登場します。

川は、事件が起きる前から流れ、事件が明らかになったあとも変わらず流れていきます。

私には、その無関心なほどの日常性が強く残りました。

登場人物にとっては人生が変わる出来事でも、周囲の景色は止まらない。明るい空や穏やかな水面が事件の重さを薄めるのではなく、むしろ現実の社会と地続きであることを際立たせています。

茂原市某所はメインロケ地だが詳細非公開

千葉県フィルムコミッションは、茂原市内の某所が『九条の大罪』のメインロケ地として撮影されたと公表しています。千葉県フィルムコミッション

一方で、施設名や詳しい住所は明らかにされていません。

項目 内容
撮影場所 茂原市某所
所在地 千葉県茂原市内
使用範囲 メインロケ地
施設名 非公表
確認状況 茂原市内での撮影は公式確認

一部のロケ地情報では、整備工場などの場面との関連が推測されています。

ただし、公開されている公式情報だけでは、具体的な施設名や各場面との対応までは確定できません。

「メインロケ地」と聞けば場所を知りたくなります。私も気になります。かなり気になります。

それでも、詳細を公表していない場所を無理に探し出すことは、所有者や近隣住民の生活を乱す可能性があります。九条の仕事を追いかける記事で、こちらが境界線を越えてしまっては、少々笑えない展開です。

第6話のロケ地は市川市の江戸川河川敷

第6話では、千葉県市川市の江戸川河川敷が撮影に使われました。

千葉県フィルムコミッションが、撮影場所と登場話を公式に公表しています。千葉県フィルムコミッション

項目 内容
撮影場所 江戸川河川敷
所在地 千葉県市川市
登場話 第6話
確認状況 撮影場所と登場話を公式公表
詳細地点 河川敷まで公表

第6話では、九条と壬生が犬を連れて河川敷を歩きながら話す場面があります。

広い河川敷では、人物の周囲に遮るものが少なくなります。二人の間にある距離、進む速度、視線を向ける方向が、そのまま関係性として画面に残りました。

狭い取調室なら、言葉による緊張が前に出ます。

一方、河川敷には逃げ場があるように見える。それでも二人は同じ道を歩き、互いに離れ切らない。その配置が、九条と壬生の単純には説明できない関係を映していたように思います。

※画像はAIによるイメージ

『九条の大罪』の未公式ロケ地情報はどこまで信頼できる?

『九条の大罪』の撮影場所として、横浜市内の特定ビルのほか、上野、北千住、新宿、歌舞伎町、蒲田なども紹介されています。

しかし、2026年7月12日時点で、Netflixや各自治体が全10話分の施設名をまとめた公式ロケ地一覧は公表していません

映像と建物の外観が一致している可能性はあっても、すべてを公式確定情報として扱うことはできません。

非公式のロケ地情報を見る際は、次の点を確認すると判断しやすくなります。

  • 建物の窓、柱、看板、塔屋など複数の特徴が一致しているか
  • 周囲の建物や道路の位置まで映像と合っているか
  • 店舗や施設自身が撮影協力を公表しているか
  • 自治体やフィルムコミッションの作品紹介があるか
  • 撮影時から外観や店名が変わっていないか
  • 一つの個人サイトだけを根拠に断定していないか

特に、営業中の店舗、住宅、学校、福祉施設などは慎重に扱う必要があります。

外観が似ているというだけで場所を断定すると、作品と無関係な人へ迷惑が及ぶ可能性もあります。

ロケ地情報で大切なのは、場所を一つでも多く特定することではありません。

どこまで確認され、どこからが推定なのかを読者が判断できる状態にすることです。

『九条の大罪』のロケ地が物語に与えた意味を考察

ここからは、公式に説明された演出意図ではなく、確認できたロケ地と映像を踏まえた私の考察です。

『九条の大罪』のロケ地は、大きく二つの空間に分けられます。

一つは、裁判所や警察署など、人を法律や制度によって判断する場所。

もう一つは、屋上、川辺、雑居ビルといった、人が事情を抱えながら生活する場所です。

九条は制度と生活の間を移動する

九条は弁護士なので、法廷では法律の言葉を使います。

しかし、依頼人がなぜ事件に関わったのかを知るためには、裁判所の中だけにいることはできません。

警察署へ行き、路地を歩き、依頼人の暮らす場所を見る。法律の書類には書き切れない生活を拾わなければ、事件の輪郭に近づけないからです。

横浜、群馬、足利、浦安、市川と撮影地が広がったことにより、九条の仕事が机の上で完結しないことも伝わってきます。

法は原則として同じ基準を示します。

けれど、そこへたどり着くまでの事情は、一人ずつ異なる。

貧困、孤立、家族関係、搾取、恐怖。九条が見ているのは犯罪行為だけではなく、その手前に積み重なったものです。

屋上は九条の曖昧な立ち位置を表している

九条の屋上は、建物の一部でありながら室内ではありません。

街の中にあるのに、地上の生活から少し離れています。

私は、この中途半端な高さが九条の立場と重なって見えました。

九条は司法制度の内側にいる弁護士です。しかし、法曹界が求める模範的な正義に、きれいには収まりません。

犯罪者と呼ばれる人物の側に立ちながら、犯罪そのものを肯定しているわけでもない。

被害者と加害者、正義と悪、道徳と職務。

人はそれらを分けて考えたくなりますが、九条は境界の上から動こうとしません。

屋上のテントは彼の自由さを表す一方、どこにも完全には所属できない孤独にも見えます。

そして現実的な感想を一つ加えるなら、あの生活で九条の腰が無事なのかは心配です。法廷で姿勢よく立っているので、寝具だけは相当に優秀なのだと信じています。

官公庁の建物が制度の重さを可視化する

群馬県庁や足利市役所別館は、長い廊下や重い扉、規則的な構造を持つ官公庁の建物です。

そこに人物が立つと、一人の人間よりも、その背後にある組織のほうが大きく見えます。

第1話の裁判所では、九条の背後に正義を象徴するテミス像が置かれました。

警察署では、九条と捜査側が同じ事件について話しながら、異なる役割を背負っています。

この二つの空間に共通するのは、制度が簡単には動かないことです。

その硬さは、公平さを守るためには必要でしょう。

一方で、目の前にいる人の事情へ柔軟に対応できない壁にもなる。

『九条の大罪』は、制度を一方的な悪として描いてはいません。九条の方法だけを正解ともしていません。

正しい手続きが誰かを救うこともあれば、正しい手続きを終えても感情が取り残されることがある。その割り切れなさを、古い壁や長い廊下が黙ったまま支えています。

水辺は事件と日常が隣り合う場所

境川東水門と江戸川河川敷は、いずれも地域の暮らしと結びついた水辺です。

河川敷では散歩をする人がいて、川は住宅街のそばを流れています。

『九条の大罪』で描かれる事件は、特殊な人だけが暮らす裏社会で起きているわけではありません。

誰かの通勤路や散歩道のすぐ近くに、暴力、搾取、孤立が隠れている。

明るい日常の景色を使うからこそ、事件は私たちの世界から切り離せなくなります。

ロケ地を知ってから見返すと、背景だった街が急に近づいてきます。

九条が歩いていたのは、物語のために作られた暗い迷路ではありません。撮影が終われば、また誰かが犬を散歩させ、手続きをし、仕事へ向かう場所です。

その普通さこそが、本作の社会描写を生々しくしているのではないでしょうか。

『九条の大罪』のロケ地巡りで守りたい注意点

『九条の大罪』の撮影場所には、行政施設、雑居ビル、河川敷、所在地が公表されていない私有地が含まれます。

ロケ地を訪ねる際は、次の点を守りましょう。

  • 私有地や関係者専用区域へ入らない
  • 建物の屋上や内部へ無断で入らない
  • 詳細非公表の場所を探し回らない
  • 施設や店舗の入口をふさがない
  • 職員、利用者、通行人を無断で撮影しない
  • 三脚や長時間の撮影で通行を妨げない
  • 行政施設の開館日と見学可能範囲を確認する
  • 河川敷では天候、足元、増水情報に注意する
  • 現地の案内や管理者の指示を優先する

足利市役所別館や群馬県庁は、撮影のためだけに存在する施設ではありません。

ニューシティ21ビルと推定されている建物も観光施設ではなく、屋上が一般公開されているという公式情報は確認できません。

同じ画角の写真を撮ることより、そこで働き、暮らす人の日常を乱さないことを優先したいところです。

作品を大切に思う気持ちは、近づくことだけでなく、必要な距離を守ることにも表れます。

まとめ|九条の大罪の公式ロケ地と有力候補を正しく整理

『九条の大罪』では、九条法律事務所の屋上が横浜市内、室内が緑山スタジオのセットで撮影されました。

第1話の裁判所ロビーには群馬県庁、警察署には栃木県の足利市役所別館が使われています。

千葉県で公式に公表されているロケ地は、次の3か所です。

  • 第3話:浦安市の境川東水門付近
  • メインロケ地:茂原市某所
  • 第6話:市川市の江戸川河川敷

横浜市中区のニューシティ21ビルは、九条法律事務所の屋上候補として有力視されています。ただし、Netflixが公表しているのは横浜で撮影したという範囲までであり、ビル名は公式確定情報ではありません。

確定情報と推定情報を分けて見ると、ロケ地探しは答え合わせだけではなくなります。

なぜこの建物だったのか。なぜこの川辺に人物を立たせたのか。

裁判所のロビー、警察署の廊下、生活のそばを流れる川、街の上に張られた小さなテント。九条は場所を移るたび、法律だけでは片づかない人間の事情へ近づいていきます。

背景だと思っていた街にも、言葉にならない事情が残っている。

ロケ地を知ってからもう一度見る『九条の大罪』は、登場人物の後ろにある景色まで、少し違って見えるはずです。

よくある質問

『九条の大罪』で九条が暮らす屋上はどこ?

Netflixは、九条法律事務所の屋上を横浜市内で撮影したと公表しています。

横浜市中区長者町のニューシティ21ビルが有力候補として紹介されていますが、具体的なビル名は公式発表されていません。屋上への無断立ち入りは避けてください。

九条法律事務所の室内も屋上と同じビル?

室内は、横浜市青葉区にある緑山スタジオのセットです。

ドラマ版では、元ナイトパブの物件を居抜きで法律事務所にした設定になっています。屋上と室内は別々の場所で撮影されました。

『九条の大罪』の警察署はどこで撮影された?

警察署の撮影場所は、栃木県足利市の足利市役所別館です。

あしかがフィルムコミッションが2026年4月1日の公式投稿で、警察署の設定で使用されたと公表しています。

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